新型コロナウイルス感染拡大で製薬会社MRへの訪問規制やテレワーク(在宅勤務)の指示が出てから早二ヶ月。いよいよ7都府県に緊急事態宣言が発令されました。
これまで当ブログでは「新型コロナウイルス感染拡大でテレワークの今、製薬会社MRとして何をするべきか?」について様々な切り口で考えて参りました。
今回緊急事態宣言が発令されたことで、今後テレワーク(在宅勤務)の出口が益々見えなくなってきましたね。
このテレワークの期間をどう過ごすかによって、新型コロナウイルスが終息していた時に、MR間でかなり大きな差が生まれることでしょう。
そこで今回は緊急事態宣言が発令されたことで、改めてテレワークの今しか出来ない、また今するべき事について、サイトをまとめてみました。
もう一度このテレワークの機会にご自身が何をするべきか再考する機会にしましょう。
緊急事態宣言発令によって、今回発令された7都府県以外にもファイザー のように全国一律で5月6日まで医療機関や医薬品卸への訪問を自粛すると発表している会社もあります。
またついに医薬品の安定供給を担う医薬品卸「ケーエスケー」と「スズケン 」でもついに感染者が出てしまいました。
ケーエスケー↓
https://www.web-ksk.co.jp/upload/cmn_editor/files/21117edb00b46c583280c9c9b481c7871586219065.pdf
スズケン ↓
医薬品卸はこの危機的状況の中で医療機関に医薬品を安定供給するという「使命感」を持って医療機関へ訪問しているため、皆さん感染リスクを抱えて仕事をされていることに感服致します。
製薬会社MRは医療機関に訪問するにしても医薬品卸に訪問するにしても「感染源」になる可能性は高いと言えます。
会社から「自粛」という曖昧な指示が出ていたとしても今は政府の要請に従い、医療機関や医薬品卸に訪問するべきではありません。まさに製薬会社MRはみんな「stay home」です。
今後ファイザーに続く全国一律で訪問自粛を発表する製薬会社は増えると見られ、緊急事態宣言が発令された7都府県だけではなく、全国的にテレワーク(在宅勤務)の終わりが見えない状況になることが予測されます。
すでにテレワーク期間が2ヶ月にも及んでいるMRの方々は、やることが少なくなってきて「何をして良いのかわからない」という方も多いのが実情だと思います。そこで下記の記事を書かせて頂きました。
上述致しましたが、テレワークの終わりが見えなくなってきた今、このテレワーク中に何をしていたかでテレワークが終わった時にMR間でかなり大きな差がついていることでしょう。
このテレワーク期間の終わりが見えない中で、終わった時に「MR不要論」が取り沙汰されないようにMRとしてのスキルを高めておく必要があります。
アウトプット出来ない今、一気にインプットする絶好の機会でもあります。緊急事態宣言で製薬会社MRが今出来ること、自分に足りないものをもう一度再考し、参考までに下記の対策を実施されることをおすすめ致します。
デジタルツールを極める!
製薬会社各社が「デジタル」にこだわり始めたのが約3年ほど前でしょうか。
デジタルの本来の目的は「普段のMR活動を補完するもの」「MRが減った時の代替手段」として医師や薬剤師の先生方のメールアドレスを入手し、デジタルで情報提供をするというものです。
新型コロナウイルスの感染拡大で医療機関に訪問規制が敷かれ緊急事態宣言が発令された今、「デジタルツール」が唯一の情報提供ツールと言っても過言ではありません。
最近訪問禁止施設が多いことから「Web面会しなさい!」と会社が用意したWeb面会システムを使って強引に医師とのコミュニケーションを図ろうとする製薬会社もあるそうですが・・
新型コロナウイルスの感染拡大が進む今、医師はそれどころではありません。医師の都合を度返しした「デジタルコンテンツ」(ここではWeb面会システム)はこの環境下では好ましいものとは言えません。
話が少し外れてしまいましたが・・・製薬会社に勤めていて「ITは苦手だから・・」と言って、いつまでも「デジタル逃れ」しているわけにはいきません。今後「デジタル」を使いこなせないというだけで、リストラ要員になってしまう可能性もあります。
ITが苦手という方は、テレワークを機会に「デジタルコンテンツ」の有効的な活用の仕方を身に付けましょう。
ではデジタルコンテンツの有効的な活用方法とは?ということですが、下記の記事に書きました。
私の周りの優秀なMRでデジタルコンテンツを有効かつ効率的に活用されている方から聞き取りまくった内容ですので、参考になるかと思います。
自分のキャリアを棚卸する!
テレワーク(在宅勤務)期間中に「やることがない!」という方は、「このままMRで良いのだろうか?」「今のキャリアのままで良いのだろうか?」と自問自答し、ご自身のキャリアを見直し(棚卸)することをおすすめ致します。
ご自身のキャリアを見直し(棚卸)するには職務経歴書や履歴書を作成するのが一番手っ取り早いです。
キャリアの見直し(棚卸)についても記事を書いてますので、こちらを参考にしてください。
どこに行っても使える資格の勉強をして、自分のポテンシャルを高める!
自社製品の知識や周辺疾患の知識を高めるということは、ご自身の会社の資料やeラーニング等で十分学べると思います。しかしそれだけのインプットでは、今後潰しが効きません。
現在新型コロナウイルスの話題が先行しておりますが、2020年4月に行われた薬価改定、そして来年以降も毎年薬価改定、ジェネリック医薬品の普及、グループ病院で次々と発表されるフォーミュラリーなど、医薬品業界を取り巻く環境は刻一刻と厳しさを増しております。
当ブログでも再三申し上げておりますが、いざご自身がリストラの憂き目にあった時に「MR認定証と運転免許証しかない」という状態なら、もはや時すでに遅しです。
この先丸腰では大変危険です。緊急事態宣言発令で今後益々「やることがなくて毎日ヒマ」と嘆いている方がいらっしゃるのなら、どこの部署に行っても使える、またどの会社に行っても使える資格の勉強をこの機会にされることをおすすめ致します。
ちなみに私は自分がリストラ期間真っ只中の時、危機感を感じて、「自分の将来のためになる」「自分が興味がある」「どこに行っても使える」資格を取得致しました。
それが、下記にご紹介している「メンタルヘルスマネジメント」であり、「ファイナンシャルプランナー三級」だり、「サービス接遇検定」であったり致しました。
どれも受講料がそれほど高くなく、テキスト代もせいぜい5千円程度、十分自己学習で合格出来ます。これが転職の時と、自分自身の将来にかなり役に立っているのは言うまでもありません。
「自分が興味のあること」読書をする!
緊急事態宣言発令でテレワーク期間中はひたすらインプットしかできません。
「ヒマすぎてすることがない!」という方には時間がたっぷりある今、読書がおすすめです。読書はその人の教養を高めます。また読書は新たな発見も多く、時間の無駄ということは全くありません。
ちなみに私は月3〜4冊のペースで本を読んでます。どういう本を読んでいるかというと「自分が興味のあること」「自分のスキルが足りないと思うこと」「ベストセラーの本」です。
人は自分の興味のあるところから入らないと続きません。読書に抵抗のある方はぜひ自分の興味のあることの本から導入されることをおすすめ致します。
私が今まで読んだ本の中で「これはぜひ製薬会社MRに読んでもらいたい!」という本を年代別に取り上げた記事を書いてます。
下記にご紹介致しますが、副業に関する本もおすすめです。どれも読解力のない私がわかりやすいと思った本ですので、ぜひ参考にされてみてください。
英語を勉強する!
最近外資系企業に勤めていると、今後益々英語力が求められるなというのを実感する出来事が多々あります。外人と流暢に喋っている姿を見るとめちゃくちゃかっこいいです。。
英語が出来るだけで「仕事ができる」と思われ、仕事の幅も格段に広くなるというのが私の印象です。内資系にお勤めの方も同様に感じている方がいらっしゃるのではないでしょうか?
だとしたらこのテレワークの期間を有効活用して英語の勉強をしてしまいましょう。でも「英語って何から始めたら良いのか?」「教材もいっぱいあるしどれを選んで良いかわからない?」という方は多いのではないでしょうか?
ちなみに私は小学校低学年以下の英語レベルでしたが、今年の一月から「デュオリンゴ(Duolingo)」というスマホアプリの英語学習ツールで毎日勉強してます。
デュオリンゴ(Duolingo)は英語アレルギーであった私でもすんなり導入でき、毎日5分から10分程度の学習時間ですので、スキマ時間に楽しみながら英語を学習することができます。私はこれで英語レベルが90日間やって中学3年生レベルまで上達致しました(笑)
ちなみにデュオリンゴ(Duolingo)は基本無料アプリなのですが、無料版は3回間違えるとその日の学習が終わってしまいます。しかし有料版(年間6,400円一括払い)は無限で学習できます。
デュオリンゴ(Duolingo)にしてもスタディサプリにしても英語アプリをダウンロードするのであれば有料版をダウンロードすることをおすすめ致します。
理由は「投資をしたからやらなければならないという気になる」ということです。無料版だと「無料だから」という理由で妥協しやすくなります。ぜひ英語アプリは有料版をダウンロードして自分自身に投資しましょう!
デュオリンゴ(Duolingo)AppleStoreからのダウンロードはこちら↓
デュオリンゴ(Duolingo)Androidからのダウンロードはこちら↓
デュオリンゴ(Duolingo)について詳しくは下記の記事に書いてますので、ぜひ英語学習の参考にしてみてください↓
副業に着手する!
長引くテレワーク期間中に、皆様に一番検討してもらいたいのが「副業」です。
製薬会社MRは「副業」を極めてやりやすい環境下にあります。自由時間も多く、また給与水準も高いため、副業に向けての準備や副業をする時間にも恵まれており、「副業」を行うには環境が十分に整っております。
新型コロナウイルスの感染拡大、さらには緊急事態宣言の発令によって世の中では多くの業種が倒産寸前、また従業員の解雇に追い込まれたというニュースを皆様もご覧になっているはずです。
製薬会社MRの皆様は日々の日当が出なくなって「自分のお小遣いがなくなった」という方がいらっしゃるかもしれません。しかし他の業種と比べれば影響は軽微であり、テレワークが長引いたとしても給料はで続けます。
しかし長引くテレワークで「製薬会社MRって今後必要なのかな?」「自分の会社もそのうちじわじわと影響出てくるんじゃないかな?」と不安に思っている方もいらっしゃることでしょう。私もその一人です。
そうお思いなら、テレワークで十分時間を持て余している今、未来の自分とご家族を守るために「副業」を開始しようではありませんか!
では「副業」とっても何をすれば良いの?ということですが、製薬会社MRにおすすめなのが、アフィリエイト&セルフバックです。なぜおすすめなのかも下記の記事に書いてますので、ぜひ副業開始の参考にして頂けたら幸いです。
製薬会社の多くは一部上場企業であり、従業員数1,000人以上の超優良企業でもあります。
どの会社も働き方改革を推し進めており、副業を容認する製薬会社も増えてきていると聞いてますが、開始される前にぜひ一度就業規則だけは確認しておきましょう。
【新型コロナ】自宅待機期間中にMRが今やるべきこと!まとめサイト 最後に
新型コロナウイルスの感染拡大によって緊急事態宣言も発令され、テレワーク期間の終わりが見えない状況となりました。
しかしこのテレワーク期間を有効活用すると、新型コロナが終焉した時にMR間では大きな差が生まれることでしょう。今私が実際に実行している思いつくだけの「テレワーク期間中にできること、やっておくべきこと」を上記に上げました。
ご自身の将来と家族の未来を守るためにも、ぜひこのテレワーク期間をダラダラ過ごすのではなく、「時間が足りない!」と思うくらいの有意義な時間にしましょう!
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