大鵬薬品研修施設でのクラスターからMRとしての心得を改めて考える!

スポンサーリンク
新型コロナ

新型コロナウイルスがMR活動に与えた影響は予想を遥かに超えて大きくなってきております。

 

そしてこの記事を書いている2020年8月現在では全国各地で感染再拡大が起きており、緊急事態宣言後に再開したMR活動も再び自粛モードが漂っております。

コロナ禍で自粛を続けている会社もあれば、ウィズコロナとしてコロナと共存しながらガツガツとMR活動をしている会社とに二分されているような気が致します。

 

しかし先生方や患者さんを度返しした不要不急なMR活動をしているMRが先生や薬局長から怒鳴りつけられた、みたいな話も良く耳にするようにもなりました。

 

そして大鵬薬品がこのコロナ禍で集合研修をしてクラスターが発生したと言う、生命関連企業として耳を疑う事案が発生してしまいました。

当社における新型コロナウイルス感染者の発生について | 2020年 | ニュースリリース | 大鵬薬品工業株式会社
大鵬薬品工業株式会社のオフィシャルウェブサイトです。「私たちは人びとの健康を高め 満ち足りた笑顔あふれる 社会づくりに貢献します。」を企業理念に、世界中の人びとに貢献できる企業を目指します。

 

ここで一度立ち止まって考えてみて欲しいのですが、製薬会社は生命関連企業です。製薬会社に勤めている限り、先生方や患者さんに寄り添った身のふりを普段から心得ておかなければなりません。

そこで今回はコロナ禍で製薬会社社員、また生命関連企業に勤める社員として改めて心得ておくべきことを考えてみました。皆様もご自身の身のふりを振り返る機会にして頂けますと幸いです。

スポンサーリンク

コロナ禍で集合研修は、もってのほか!

スポンサーリンク

大鵬薬品によると「8月8日までに当社の研修施設(埼玉県飯能市)に滞在中の社員8名が新型コロナウイルスに感染していることを確認しました」となっております。

 

その後の文面を見ると「大鵬薬品は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、2月以降、在宅勤務や時差出勤、Web会議の活用といった対応を積極的に取っております」となっております。

感染拡大防止対策を行っていると言いながら、集合研修をやっている??めちゃくちゃ矛盾してますよね??

 

いくら感染対策をしていたとはいえ、コロナ禍に生命関連企業である製薬会社が集合研修を行っていたと言う事実に耳を疑ってしまいました。

 

コロナ禍で製薬会社社員のテレワーク期間も長くなりました。その中でどんな会議や研修でも「全然Webで出来てしまうじゃないか!」と誰しもが認識してしまったはずです。

 

ましてや製薬会社社員は医療機関に出入りするのが仕事ですので、日頃からより一層三密にならないこと、感染対策を徹底することを意識しなければならない立場です。

大鵬薬品の集合研修の詳細は語られておりませんが、果たしてコロナ禍で集合研修を行う必要はあったのでしょうか?

 

私の身の回りでも古い体質の方は、「Webだと臨場感がないから集まらないとだめだ」と、コロナ禍に即さない考えの方はまだまだ多くいらっしゃいます。

 

その考え方自体もはや時代遅れであり、コロナ禍においても世間の常識と一致しないと言うことは製薬会社上層部の方は大いに理解するべきです。

製薬会社は医療機関と一心同体です。このご時世に全国から社員を集めて集合研修を行う製薬会社など言語道断です。

 

生命関連企業として、世間から誤解されない行動を取るべきではないでしょうか?

不要不急な病院活動はしない

これだけ新型コロナウイルスの感染拡大が広がると、医療機関を股掛けしているMRは感染源になりかねません。ましてや全国のほとんどの基幹病院が現在訪問禁止や訪問自粛などの措置を講じております。

 

しかしそんな中でも、病院の廊下に立ちんぼして出禁を食らったMRも居ると聞きます。何かしらの用事があったかもしれませんが、それは本当に対面でしかできないことなのでしょうか?

一人のMRの不要不急な行動によって、全てのMRに悪影響が出るのはいうまでもありませんが、コロナが収束するまではWebやデジタルでの情報のスキルを高めるしかありません。

 

日当欲しさに無駄な医療機関訪問をしているMRが少なくありません。自社や自分自身の利益よりも先生方や患者目線に立った活動をしようと思うなら、コロナ禍で不要不急に医療機関へは行かないはずです。

 

ただしMRの責務として、イエローレターに代表される緊急安全性情報や、有害事象の収集など、どうしても医療関係者にお伝えしなければならないことは別ではありますが・・

不要不急な医薬品卸への訪問はしない。

医薬品卸でもMSや配送の方の感染報告が次々と出てきております。

医薬品卸からコロナ感染者が出た場合は、支店や営業所が全て閉鎖となることで、物流機能も止まってしまうことから医療機関へ医薬品を届けることができなくなってしまいます。

 

取引問題や患者の生命問題にも発展してしまう可能性も高いことから、医薬品卸側も医療機関同様に不要不急な訪問を控えて欲しい、という先が増えてきております。

 

にもかかわらずコロナ禍以前のように日当欲しさに訪問も目的もなく、医薬品卸に朝行って帰ってくる、というMRがいるとも聞きます。

医薬品卸も医療機関同様に「絶対にコロナに感染してはいけない」という社会的使命を持って仕事をしてます。MRのように日当欲しさで「とりあえず外に出る」人などおりません。

 

感染源にもなり得るMRの不要不急な活動はせずに、朝の有意義な時間を他のことに有効活用しましょう。MSも朝は忙しいですから、電話の方が良いはず?!です。

夜の街への外出、飲み会なんてもってのほか!

スポンサーリンク

現在医療機関に勤める全ての医療従事者は「夜の街関連」への外出は絶対にしない!という方がほとんどでしょう。

 

我々製薬会社のパートナーでもある医療従事者が我慢しているのに、パートナーである製薬会社社員が「夜の街」へ繰り出しているのなら、私が医療従事者ならそんなMRや製薬会社は出禁にします。

夜の街への外出も上述した集合研修も同様に、生命関連企業としてそれは世間からみてコロナ禍で疑いのない行動でしょうか?

 

私は3月以降オンライン飲み会を10回くらい行いましたが、少人数(上限4人くらい?)であれば十分楽しめますし、お酒の弱い人であっても無理して飲む必要もないため、かなり楽しめることが分かりました。

生命関連企業として世間から疑いをもたれるようであれば、世間が認めてくれるまでは飲み会もオンライン飲み会で我慢しましょう。

県外移動ももってのほか!

MRやMSL、立場によっては県外移動も止むを得ない場合もあるかと思います。ただしそれは世間から見て本当に必要な移動なのでしょうか?

県外移動も生命関連企業として、コロナ禍で世間から疑いのある行動と言えます。

 

上述したようなイエローレターやブルーレター、急を要する案件以外は先方から直接面会を要望されない限り、デジタルやリモートを駆使するべきです。

今後はハイブリッド型MRを目指す!

ただ自粛自粛と言っても、医療機関や医師によってはコロナ禍でも「直接の訪問」を求める先もあります。それは地方に行けば行くほど多いように感じます。

なのでウィズコロナでは医療機関や医師のニーズに添う形の「ハイブリッド型MR」を早急に取得する必要があります。

 

ハイブリッド型MRとは様々なメディアで提唱されておりますが、概ね下記の三種類のアプローチを使い分けるMRになります。それは、

 

①デジタル

②リモート(オンライン面会・Web講演会)

③直接面会

 

の三つです。医療期間や医師のニーズに合わせてこの三つを使い分けていく、またそれぞれのスキルを早急に習得する必要があります。

ウィズコロナでは三つを全て使いこなす「ハイブリッド型MR」が求められます。製薬会社各社の業績発表も厳しい中、今後のリストラ対策としても「ハイブリッド型MR」の究極を極める必要が早急にあるのです。

 

①デジタル②リモート(オンライン面談・Web講演会)の特にウィズコロナで求められるスキルについては、当ブログで記事を書いてますので、ぜひ参考にしてください!

デジタルスキルはこちら↓

製薬会社MRの効果的なデジタルコンテンツ活用方法とは?
新型コロナウイルス感染拡大により全国的に在宅勤務(テレワーク)が推奨されている製薬業界。デジタルコンテンツを活用して医師や薬剤師に情報提供しているはず。しかし開封率やクリック率に苦慮しているMRの皆さんは多いとお察し致します。そこで開封率やクリック率を上げる秘訣をご紹介致します。

リモート(オンライン)面談はこちら↓

【MRアフターコロナ】リモートディテール実体験で分かったオンライン面談のメリットデメリット!
アフターコロナで今後のMRの活動の主流となるかもしれない「オンライン面談」賛否両論ありますが、実際にリモートディテールしてみたメリットとデメリットを考えてみました!

オンライン講演会(Web講演会開催)はこちら↓

【MRアフターコロナ】「オンライン講演会」の手順を考える!
「アフターコロナ」で製薬会社MRを待ち受けているのは従来のMR営業ではありません。「デジタル」「オンライン面談(リモートディテール)」そして「オンライン講演会」です。今後MR活動の主流になる「オンライン講演会」について考えてみます。

大鵬薬品研修施設でのクラスターからMRとしての心得を改めて考える! まとめ

大鵬薬品の研修施設でのクラスター発生は、同じ製薬会社に勤めるものとしてコロナ禍において「集合研修」を行っていたという事実に大きな憤りを感じてしまいました。

詳細は存じ上げませんが、おそらく上層部の考えに対して下が「コロナ禍で集合研修はNO!」と言える雰囲気ではなかったことをお察し致します。

 

何度も申し上げておりますが、コロナ禍で生命関連企業として世間から疑われてもおかしい行動は慎むべきです。私も日々それを肝に銘じて行動しております。

 

テレワークと営業活動の融合が長期化して、ガツガツ営業活動したい気持ちもお察し致しますが、ここは生命関連企業に勤めている社会的使命を持って「ハイブリッド型MR」で活動していきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました