*本ページにはPRが含まれることがあります

MRでも役に立つ資格『ファイナンシャルプランナー(FP)』取得までの道のり

スポンサーリンク
MRに必要な資格

コロナ禍でテレワークが増えた今、MRの営業活動に費やしていた移動時間が無くなった分「何か資格取ろうかな?」と思っている方は少なくありません。私にところにも多くのご相談を頂きます。

 

そこでコロナ禍、また薬価制度抜本改革によって先行き不安定な時代だからこそ、取得して欲しい資格があります。それが「ファイナンシャルプランナー」です。

実際に私はファイナンシャルプランニング技能検定(通称:ファイナンシャルプランナー)で三種類ある資格の一つで一番簡単な三級を取得致しました。

 

製薬会社MRに必要な資格について当ブログで記事を書いておりますが、それはコロナ禍前のものです。

 

コロナ禍でMRの皆様になぜ今「ファイナンシャルプランナー」の資格が必要なのか? そして当時MRだった私が資格を取得した際の勉強方法などをご紹介致します。

ファイナンシャルプランナー(FP)とは?

皆様一度は「ファイナンシャルプランナー」という言葉を聞いたことがあるかと思います。一体どんな資格なのか? 一言で申し上げますと、資産運用のエキスパートになることが出来ます。

「ファイナンシャルプランナー」は以下の6つの分野を扱います。

 

①ライフプランニングと資金計画

②金融資産運用

③タックスプランニング

④リスク管理

⑤不動産

⑥相続・事業承継

 

製薬会社MRの仕事に生かすというよりかは、先行き不透明なこの時代にご自身の身を守るために必要な資格だとお考えください。

そして「ファイナンシャルプランナー」の資格には、三つのタイプがあります。

 

①国家資格の「ファイナンシャル・プランニング(以下FP)技能士(1~3級)」

②民間資格の「AFP」

③国際資格の「CFP」です。

 

はてどれが何なのか?さっぱりわかりませんよね?

 

ちなみに私は国家資格の「FP技能士3級」を取得致しました。資産運用の専門家を目指すならまだしも、MRとして資産運用や節税をお考えなら3級で全然大丈夫です。

FP技能士試験には「学科試験」と「技術試験」があり、両方合格しないと資格を取得することは出来ません。直近の2年の合格率を見てみますと、MR認定試験の合格率と同じくらいの難易度の資格です。

合格率
2019年1月 2019年5月 2019年9月 2020年1月 2020年9月
学科試験 74.09% 69.07% 78.09% 85.34% 89.64%
実技試験 83.38% 86.42% 79.48% 79.45% 88.04%
同時受験 73.50% 70.61% 72.43% 76.71%

※出典:日本FP協会HPより抜粋 https://www.jafp.or.jp/exam/syutoku/

 

試験は年に3回開催されますが、「FP」の細かい詳細については、過去に記事を書いてますので、こちらを参考にして頂けますと幸いです↓

製薬会社MRに今後必要な資格とは?パート2
製薬会社大手から次々とリストラが発表される昨今、製薬各社にお勤めの方、MRの方は自分磨きをしておりますか?いざリストラが発表された時のために「持っていても良かった!」「今すぐ取得するべき資格は?」について、私の経験からご紹介!

 

ではこの「FP」が今なぜMRに必要なのか?について解説して参ります。

なぜMRに「FP」の資格が必要なのか?

製薬会社にお勤めの方、もしくは現在MRをしている方は、他業種と比べて圧倒的に高収入です。しかもコロナ禍でリストラが進んでいるとはいえ、誰しもが待遇に大きな変化があったということはないでしょう。

 

しかし薬価制度抜本改革による毎年の薬価ダウンやジェネリック医薬品80%国策化などによって、パイプラインが先細りの製薬会社は、今後リストラが加速することが予測されます。

これはリストラをやらない会社にありがちなパターンですが、リストラをやらない代わりに給与体系や福利厚生にメスが入り、実質年収ダウンとの声も最近ではよく聞くようになってきました。

 

そんな先行き不透明な時代だからこそ、自分やご家族を守るためにご自身の資産は自分で守らなければなりません。そのための知識が一気に取得できるのが「FP」です。

例えば今後皆様には、こんな問題が出てくるでのではないでしょうか。

 

「どんな保険に入った方がいいの?どの保険を解約するべきか?」

「マイホームを買うにはどのような住宅ローンを選べばいいの?」

「子どもが生まれたら、教育費はいくらかかるの?」

「貯蓄や投資、節税はどのようにすればいいの?」

「年金だけで老後の暮らしは大丈夫?」

「早期退職の上乗せ退職金だけで暮らしていけるのか?」

先行き不透明な時代だからこそ、目の前のお金に目を向けるべきです。いざという時のためのリスク回避にもなります。

 

そして「FP」取得最大の魅力は「国家資格」であることです。何かとエビデンスと言われるこのご時世に国家資格である「FP」の資格を有していることは、自分自身の身を守る以外にもいざ転職の際にも大きな強みにもなります。

 

あえてMRの方が仕事に結びつく事例としてあげると、医師や薬剤師とのアイスブレイク(雑談)に使えて、会話の幅が広がります。私はこの資格を保有しているおかげで、周囲から一目置かれるようになりました。

製薬業界の先行き不透明感とコロナ禍でいつ自分自身がリストラの憂き目にあい、路頭に迷う可能性すらあり得るこの時代に私は「FP」資格を取得することによって、将来の資産運用に関する考え方も大きく変わりました。持っていても全く損はない資格です。

 

ファイナンシャル・プランニング技能士は1級(プロレベル)2級(業界一般レベル)3級(入門レベル)とありますが、今後より資産運用に関する専門性を高めたいとなれば、2級を最初からを受験されるのも良いかと思います。

 

コロナ禍でテレワークの時間が増えたMRの皆様は通勤や病院への移動時間に費やしていた時間を考慮しなくても良くなりました。その「スキマ時間」を「FP」取得に費やしてみてはいかがでしょうか。

「FP」資格取得に要した期間は?

現在私は製薬会社の本社内勤部門に所属しておりますが、MRの時にFP3級を取得致しました。コロナ禍前の出来事ですが、その時すでに担当病院のほぼ100%アポイント制となっており、環境的にはコロナ禍と大きな変化はないと思っております。

私がFP3級を取得した際の勉強時間ですが、試験の2ヶ月前から勉強を開始し、平日は1時間、土日は2時間、最後の土日は追い込みで1日12時間勉強致しました。

 

平日は最後の得意先訪問後、自宅に帰る途中のカフェに寄ってそこで1時間ほど勉強してから帰宅しました。日中のカフェはビジネスパーソンやご近所のママ友たちが集ってますが、17時以降の時間帯は日中よりもはるかに空いてます。

コロナ禍で「自宅には小さい子供がいて、学習できる環境ではない」という方がいらっしゃるかと思います。コロナ禍の今、カフェはガラガラです。

 

しかも今のカフェにはひと席ごとにアクリル板も設置されており、感染対策もバッチリ施されております。ガラガラかつ感染対策も万全なので、安心かつ集中的に勉強できる最適な場所かと思います。

そして最後の土日は図書館の学習スペースで朝から晩まで閉じこもりました。

 

では次にどの資材を使って勉強したのか?についてご紹介致します。

資格取得の際に資料した「FP」参考書は?

私がFP3級を取得した際に使用した参考書は2点のみです。スポーツ推薦で三流大学に入り、ろくに受験というものを知らず、高学歴者が集う製薬会社で全く学力に自身のない私が理解できた良書をご紹介致します。

 

まず1点目がテキストです。私が学習したのは「マンガで攻略!FP技能士3級」です。

字の如くマンガ形式でファイナンス独自の用語が解説されており、ファイナンス初心者でも非常にわかりやすいテキストです。

 

「FPのテキストっていっぱいあるけど、どれを選んだら良いか分からない・・」という方にはこちらをおすすめ致します。要所要所に問題も出てきますので、理解しながら楽しく学ぶことが出来ます。

 

そして2点目が「過去問集」です。「過去問集」も「参考書」同様に漫画チックなのが良いと思って「みんなが欲しかった!FP問題集3級」を購入しました。

 

しかも「みんなが欲しかった!FPの問題集3級」にはAndroid版とApple Store版のアプリがあります。私はこれをダウンロードして病院の駐車場などの待ち時間でポチポチ過去問を解いてました。

‎App Storeに接続しています
‎Apple Musicに接続しています

 

FP3級取得にはこの「テキスト」と「過去問集」の2点があれば合格できます。ろくに受験勉強もしないで大学に入り、人生最大の勉強が「MR認定試験」であった私が言うので間違いないと思います(笑)

 

勉強方法は「テキスト」を1度ざっくりと読んでからひたすら「過去問集」を解きました。そして間違えたところを徹底的に参考書で見直して、を繰り返しました。

MR試験同様に「FP」も過去問を少し捻った形で問題が出題されますので、過去問を繰り返し行う方法がベストかと思います。

スポンサーリンク

コロナ禍で外で勉強したくない方におすすめの通信教育は?

コロナ禍で「外で勉強したくない」と言う方が多いこととお察し致します。

そこで参考書や過去問集意外におすすめなのが「通信教育」です。中でも「フォーサイト」の通信教育はe-Learning方式となっており、自宅や出先で勉強が可能となっております。



「フォーサイト」の通信教育は、タブレットやスマホでの学習が可能となっておりますので、テキストや問題集を購入する必要もなく、さらに持ち歩く必要もないのがメリットです。

さらに「フォーサイト」は日本FP協会認定教育機関というお墨付きです。合格率も脅威の85.7%(2020年1月実施の2級試験の実績)となっておりますので、キチンとしたエビデンスもあります。

 

「コロナ禍で外で勉強したくない」「テキストが増えるのが嫌だ」という方はぜひ「フォーサイト」の通信教育を申し込まれてはいかがでしょうか↓↓ まずは無料体験版がありますので、そちらから始めてみましょう。

「フォーサイト」の申し込みサイトはこちら

また誰しもが知る「ユーキャン」でも「FP3級」の通信講座が受講出来ます。

「ユーキャン」というだけでどこか安心できるところがありますよね。

ユーキャンのファイナンシャルプランナー(FP)講座申し込みサイトはこちら 

MRでも役に立つ資格『ファイナンシャルプランナー(FP)』取得までの道のりまとめ

2018年に始まった薬価制度抜本改革によって、高給取りの製薬会社MRの先行きは不透明です。かつコロナ禍で病院営業が主体のMRはテレワークやリモートでの仕事を余儀なくされております。

将来への不安と同時にテレワークでスキマ時間があるというなんとも矛盾した環境にあるMRの皆様は、そのスキマ時間を活用して将来の自分と家族を守るための行動を起こすべきです。

 

その一つが「資格の取得」、その中でも「ファイナンシャルプランナー(FP)」という資格は必ずご自身の役に立ちます。

少しでも興味を持たれた方は今すぐに資格取得に向けての行動を起こしましょう! FP試験申し込みは日本FP協会HPから↓↓

FP技能検定 | 日本FP協会
日本ファイナンシャル・プランナーズ協会公式サイトです。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました