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MRでも今後役に立つ資格『メンタルヘルスマネジメント』取得までの道のり

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MRに必要な資格

コロナ禍でテレワークが増えた今、MRの営業活動に費やしていた移動時間が無くなった分「何か資格取ろうかな?」と思っている方は少なくありません。私も多くのご相談を頂きます。

 

そこでコロナ禍だからこそ、またこれからキャリアアップされたい方に取得して欲しい資格があります。それが「メンタルヘルス・マネジメント検定」です。

実際に私はメンタルヘルス・マネジメント検定で三種類ある資格の一つで一番簡単な「Ⅲ種(セルフケアコース)」を取得致しました。

 

MRの皆様になぜ「メンタルヘルス・マネジメント検定」が必要なのか? また私が資格を取得した際の勉強方法などをご紹介致します。

メンタルヘルス・マネジメント検定とは?

今話題の「メンタルヘルス・マネジメント検定」がどんな資格かを一言で申し上げると、「自分自身や部下のメンタルヘルスをマネジメントする資格」です。

つまり、働く人たちの心の不調の未然防止と活力ある職場づくりを目指して、職場内での役割に応じて必要なメンタルヘルスケアに関する知識や対処方法を習得できる資格です。

 

「メンタルヘルス・マネジメント検定」には、Ⅰ種(マスターコース)Ⅱ種(ラインケアコース)Ⅲ種(セルフケアコース)と職位と立場によって3種類が有ります。

コース Ⅰ種
(マスターコース)
Ⅱ種
(ラインケアコース)
Ⅲ種
(セルフケアコース)
対象 人事労務管理スタッフ、
経営幹部
管理監督者(管理職) 一般社員
目的 社内のメンタルヘルス対策の推進 部門内、上司としての部下の
メンタルヘルス対策の推進
組織における従業員自らの
メンタルヘルス対策の推進
到達目標 自社の人事戦略・方針を踏まえたうえで、メンタルヘルスケア計画、産業保健スタッフや他の専門機関との連携、従業員への教育・研修等に関する企画・立案・実施ができる。 部下が不調に陥らないよう普段から配慮するとともに、部下に不調が見受けられた場合には安全配慮義務に則った対応を行うことができる。 自らのストレスの状況・状態を把握することにより、不調に早期に気づき、自らケアを行い、必要であれば助けを求めることができる。
問題構成・時間 選択問題:2時間
論述問題:1時間
選択問題:2時間 選択問題:2時間
合格基準 得点の合計が105点以上。
但し、論述問題の得点が25点以上。
70点以上の得点 70点以上の得点

出典:大阪商工会議所HPより抜粋 https://www.mental-health.ne.jp/about/

 

Ⅲ種(セルフケアコース)が一番簡単な試験となっており、自らのメンタルヘルス対策の推進を行う一般社員および新入社員向けの内容です。

 

Ⅲ種は、自らのストレスの状況や状態を把握することにより、不調に早期に気が付き、自らのケアや必要であれば周りに助けを求めることを目標としております。

またⅡ種(ラインケアコース)は、その次に難しい資格で、部下のメンタルヘルス対策の推進を担当する管理職向けの内容です。

 

Ⅱ種は、部下が不調に陥らないよう普段から配慮するとともに、部下に不調が見受けられた場合には安全配慮義務のそって対応できることを目標にしております。

Ⅰ種(マスターコース)が一番難易度が高くなっており、社内のメンタルヘルス対策の推進を担当する人事労務管理スタッフあるいは経営幹部候補向けの内容です。

 

Ⅰ種は、自社の人事戦略・方針を踏まえた上で、メンタルヘルスケア計画や産業保健スタッフや他の専門機関との連携、社員への教育・研修等を企画・立案し準備することを目標としております。

コロナ禍でテレワークが増えた今、「メンタルヘルス・マネジメント」の重要性が問われております。今後MRの方で管理職を目指すのであれば、Ⅱ種(ラインケアコース)まで目指すと良いでしょう。

 

ただしⅢ種(セルフケアコース)でも侮れません。下記は2018年3月から2020年11月までの各種合格率の推移をお示ししたものです。Ⅲ種と言えども時と場合によってはMR試験の合格率と変わりありません。

試験実施月
2018年3月 2018年11月 2019年3月 2019年11月 2020年11月
Ⅰ種(マスターコース) 20.2% 15.6% 21.3%
Ⅱ種(ラインケアコース) 76.7% 65.1% 48.7% 43.3% 56.6%
Ⅲ種(セルフケアコース) 77.0% 85.5% 79.7% 66.7% 86.4%

※出典:大阪商工会議所HPから抜粋 https://www.mental-health.ne.jp/data/

 

ちなみに私は1度Ⅲ種(セルフケアコース)に不合格となりました・・・ 2度目で無事に合格致しましたが、決してⅢ種だからと言って、勉強しないで取得できるというものではありません。

 

「メンタルヘルス・マネジメント検定試験」の概要については、こちらの記事に詳しく書いてますので、参考にして頂けますと幸いです↓↓

製薬会社MRに今後必要な資格とは?パート1
いざリストラが発表された時に、「MR認定証」しかなかった…そんな方を多くお見かけして参りました。そこで最近は何か資格をと資格を取得する方が増えてきておりますが、製薬会社MRが転職するにあたりポータブルスキルとして活用出来る資格をご紹介!

 

ではなぜMRが「メンタルヘルス・マネジメント検定」の資格取得が必要なのか?について次に解説して参ります。

メンタルヘルス・マネジメント検定がMRにおすすめの理由

仕事や職業生活に強い不安や悩み、ストレスを抱える人は増加傾向にあり、心の不調による休職や離職もまた増加しています。

 

働く人たちがその持てる能力を発揮し、仕事や職場で活躍するためには、心の健康管理(メンタルヘルス・マネジメント)への取り組みが一層重要になってきました。

製薬会社に目を移しますと、医薬品業界は厳しい経営環境の中、成果主義の徹底やマネジメントの強化、さらには複雑化する人間関係などから、働く人々の職場でのストレスと心の病は年々増加傾向にあります。

 

さらに2020年1月に端を発する新型コロナウイルスの感染拡大によって、製薬会社MRの皆様は会社への出社や病院への訪問規制もあり、自宅でテレワークをする日々が増えたことと存じます。

 

コロナ禍でテレワークが増加したことによって、社員同士のコミュニケーションがなくなり、製薬業界問わずメンタルダウンする方が多くなったとの指摘があります。

そんな自宅に塞ぎ込みがちな環境下で、ご自身のメンタルヘルス管理と後輩や部下のメンタルヘルスケアが出来るのが「メンタルヘルス・マネジメント検定」という資格なのです。これは今の時代に会社からかなり重宝されます。

 

私は現在管理職という立場で、部下や同僚に対して最大限の気遣いを行っており、メンタルケアが出来ていると自負しております。それも「メンタルヘルス・マネジメント検定」取得の賜物と考えております。

 

今後人事関係の仕事や管理職として部下のメンタルヘルスマネジメントに積極的に取り組みたいという方は、Ⅰ種やⅡ種を目指すべきとは思いますが、ご自身や周辺のケアだけを考えるのであれば全然Ⅲ種だけで構わないと思います。

Ⅲ種だけでもご自身のメンタル不調の原因や身の回りの方の不調のサイン、そしてストレス解消法などを学ぶことが出来ます。

 

私も社内会議などで何度かメンタルヘルスマネジメントについて話をさせて頂いたことがありますが、会社からはめちゃくちゃ重宝されますし、また転職の際にも「この資格を取得した理由」や「この資格を会社に生かす意義」など、ポータブルスキルとしてもお役に立てます。

資格取得までに費やした時間

上記に合格率をお示し致しましたが、Ⅲ種だと60%〜80%程度の推移となっております。私も一度不合格となりましたので、決してラクに取得できる資格ではないことを実感しております。

ただ学習内容が今のコロナ禍の環境下にマッチしており、学習するにつれて楽しい資格でもあります。なので勉強嫌いな私でも勉強時間は苦痛ではありませんでした。

 

で、資格取得に費やした時間ですが、大体試験日の2ヶ月前から勉強を開始。取得したのはコロナ禍前でしたが、当時の私は病院専任MR。担当先全軒が完全アポイント先で、早い時には17時半で仕事が終わってしまっていたので、平日は帰宅前にカフェに寄って1時間ほど勉強してから自宅に帰ってました。

土日はというと、試験の1週間前の土日に12時間ほど図書館の学習室に篭りました。コロナ禍ではなかなか外出に懸念を示す方もおりますが、コロナ禍での日中のカフェはガラガラです。

 

メンタルヘルスの観点からも自宅に籠って勉強するよりも、たまには空いているカフェを見つけて空間を変えて勉強することもおすすめ致します。

資格取得に使用した参考書は?

実際に私が取得した際使用したのは「テキスト」と「過去問集」の2点のみです。ただ1度試験に落ちてから、次の試験までに公式テキストが改編されてしまったので、もう一度2点セットを購入してしまったのですが・・

 

三流大学をスポーツ推薦で入学し、ろくに受験勉強もせずにMR試験が人生最大の勉強であったバカな私がしっくりきたのが大阪商工会議所の「公式テキスト」でした。

メンタルヘルス・マネジメント検定試験主催の大阪商工会議所「公式テキスト」なので、安心して学習出来ます。この「公式テキスト」を1度じっくり最後まで読みました(途中かなり眠くなりましたが・・)

 

次に最新の「過去問題集」を購入。過去問を何度も繰り返し解くことによって、自分の苦手なところを見出すことが学習スタイルの私にとって、「春日未歩子さん監修」の過去問題集が一番しっくり来ました。

「春日未歩子さん監修」の過去問題集は「公式テキスト」に沿った形で作成されておりますので、何かと安心です。

 

Ⅲ種取得を目指すのであれば、「公式テキスト」と「過去問集」の2点さえあれば十分です。

メンタルヘルス・マネジメントでおすすめの通信教育とは?

私は1度目の試験で不合格になってしまい、2度目の受験を申し込んだ際、「産業能率大学」の通信講座を利用致しました。

メンタルヘルス・マネジメント検定III種対策講座 | 通信講座 | 産業能率大学 個人受講申し込み
産業能率大学の「メンタルヘルス・マネジメント検定III種対策講座」(通信講座)の内容をご案内します。

 

「産業能率大学」の通信講座では2ヶ月の短期集中で学習を行うことが出来、2回の添削もあるので実践さながらです。

しかも添削はWebでの提出が可能となっておりますので、コロナ禍で外に出て勉強したくない方でも自宅で安心して学習することも出来ます。

 

あとは、誰もが知る通信講座「ユーキャン」でも「メンタルヘルスマネジメント検定」が受講出来ます。ユーキャンと聞くだけで安心しちゃいますよね。「ユーキャン」の通信講座申し込みはこちら↓

ユーキャンの「メンタルヘルス・マネジメント検定」申し込みはこちら 

MRでも今後役に立つ資格『メンタルヘルスマネジメント』取得までの道のりまとめ

2018年に始まった薬価制度抜本改革によって、高給取りの製薬会社MRの先行きは不透明です。かつコロナ禍で病院営業が主体のMRはテレワークやリモートでの仕事を余儀なくされております。

コロナ禍で将来への先行き不安と同時に、テレワークでスキマ時間があるというなんとも矛盾した環境にあるMRの皆様は、そのスキマ時間を活用して将来の自分と周辺の役に立てる資格を取得するべきではないでしょうか。

 

その自分にも他人にも役に立てる資格の一つが「メンタルヘルスマネジメント検定」という資格です。

 

「メンタルヘルスマネジメント検定」は持っていて絶対に損はありません。自分自身のメンタル管理と周辺のメンタル不調に気がついてケアできるスキルはアフターコロナでは会社からも重宝されます。

そして転職の際にも一つの引き出しとしてお役に立てることでしょう。

 

少しでも興味を持たれた方は、今すぐに資格取得に向けての行動を起こしましょう!

 

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働く人たちの心の健康と活力ある職場づくりのために

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