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【転職歴4回の私が実践した】転職活動の始め方。初めて転職を考えている方向けマニュアル

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私の転職体験記

2018年から始まった薬価制度抜本改革によって製薬会社各社では「薬価の大幅ダウン」や「新薬創出加算品からのカット」、「ジェネリック医薬品の国策化80%」などの影響を受け、次々に早期退職(リストラ)を発表しております。

さらに2020年2月中国武漢発の新型コロナウイルスの影響によってテレワークやデジタル化が加速。「MR不要論」が再燃し、2021年に入っても製薬業界に限らず、多くの業種でリストラが断行されました。

 

武田薬品やアステラス製薬、エーザイなどの大手製薬会社でもリストラが断行されるご時世ですので、製薬会社にお勤めの方は、もはや誰もがリストラの危機に瀕していると言っても過言では有りません。

コロナ禍で益々業界への不安が増す中、「製薬業界の未来や希望が見えない」と悲観的に感じている方、特にMR職の方は、そのように感じている方は多いのではないでしょうか?

 

「転職しようにも製薬業界はリストラの嵐でMRは飽和状態」と同じ製薬業界に転職しようにも「枠がない」のが現状です。

 

ただこのまま何も行動を起こさないとご自身もいつしかリストラの波に飲み込まれてしまいます。

製薬業界の先行き不安定な状況を鑑みて、最近転職活動を開始しようと思っている方は多いとお察し致します。実際に私のところにも多くの相談を頂きます。

 

そこで転職歴4回の私が「転職活動の始め方」について、私自身がこれまでに実行してきた「転職活動の中身」をご紹介致します。皆様の転職活動の参考にして頂けますと幸いです。

ステップ①:世間は人材不足が深刻化!を把握する!

今後日本は本格的な少子高齢化社会を迎えます。働き盛りの団塊の世代の方が急激に退職を迎え、世間は人材不足が深刻化しているのは日頃ニュース等をご覧になっていてご存知かと思います。

 

こちらはパーソル総合研究所が出されている「労働市場の未来推計2030」です。

※出典:パーソル総合研究所ホームページより抜粋 https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/spe/roudou2030/

 

今後あらゆる職種で人手が足りなくなってくるのがお分かり頂けると思います。一方の製薬会社は世間とは逆の現象が起きており、人余り状態となっております。

 

2018年前後から大手製薬会社を中心に早期退職(リストラ)が加速。2020年以降もコロナ禍でテレワークとデジタルが加速し、「MR不要論」が再燃し、次々とリストラが断行されております。

 

社員の雇用をずっと守ってきた国内中堅メーカーでもリストラを次々と断行してます。

現在製薬会社MRの求人は一時期に比べてかなり少なく、あったとしてもスペシャリティの経験や、大学病院の担当歴など、特殊な才能と能力を持ち合わせた即戦力しか求められてません。

 

新卒からずっとプライマリー領域のMR経験しかないMRは正直行き場がないのが現状です。少し前まではMR認定証さえ有れば何処でも転職出来ましたが、今はほぼ皆無な状況です。

 

もしご自身の会社でリストラが断行されることになったら、貴方はどうされますか? 会社にはある程度のリストラ断行の予兆はありますが、私のリストラ体験からすると、相当ショックを受けます。

今までは製薬会社を転々とステップアップされる事が当たり前の業界でしたが、それが年齢とともに叶わない今、人手不足な業界に今までの経験を生かす!というのも選択肢の一つになる時代になった、と言っても良いのではないでしょうか。

 

まずは現実を直視することが大事です。

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ステップ②:まずは「ミイダス」で自分の市場価値や強みを知る!

今まで当ブログでは「最大のリストラ対策は転職サイトに登録する事!」と再三に渡り述べて参りました。

 

しかし転職は考えていても「転職サイトに登録する事に後ろめたさや抵抗がある」という方にまずおすすめなのが今までにはなかった転職サイト「ミイダス」です↓↓

適性検査LP

「ミイダス」は、まずご自身の市場価値を見出し、そこから新たなキャリアパスを見出すことができる「転職サイト」です。

 

バナーにも文言が有ります通り、適性チェックによって生まれ持った個性と今のコンディションを診断できる「パーソナリティ診断」や「市場価値診断」「コンピテンシー診断」の3つの診断が有ります。

 

私も実際に登録して自分の適性チェックをしてみましたが、驚くほどに当たっておりました。

「ミイダス」の登録は転職サイトにありがちな、入力のめんどくささは有りません。職務経歴書など経験スキル情報は、ほとんどがプルダウン選択式となっており、10分程度で入力できてしまいます。

 

基本的な学校名や企業名は記入するものの、ほとんどが選択式で選べて、負担があまりなく登録ができるというのが「ミイダス」の特徴です。

 

また登録してみて感じた特徴としては

 

①転職するにしても、しないにしても今の自分の強みや市場価値を知る良い機会となった。

転職別、年齢別、学歴別の年収データ(200万人以上)をすべて公開していて、どんな人が、どんな仕事に転職できたかがわかる。

③職種別、年齢別、学歴別の転職ビフォー・アフターをすべて公開しており、自分が興味のある仕事に、どんなキャリアの人材が転職できているのか知ることができる。

 

というのが正直感じたところです。

当ブログでは、転職サイトやエージェントに登録して第三者から様々な意見をもらって、ご自身の市場価値を見出すということも推奨させて頂いておりましたが、今はそれが「ミイダス」のように、ネットでも出来てしまう時代になりました。

 

転職サイトやエージェントに登録するに抵抗感がある!という方や、まだ転職は考えていないけどご自身の会社の将来性に不安が有り、今のうちに市場価値やキャリアパスを見出しておきたい!という方にもおすすめしたい適性診断・転職サイトです。

 

まずは転職するしないにしても、ご自身の市場価値や強みを知ってみる!というのはいかがでしょうか?

ミイダスの無料診断はこちら

ステップ③:「転職サイト」に登録して今までの自分を洗い出す!

当ブログでは再三申し上げて参りました通り、転職するしないにしても「転職サイトに登録する」事は、いざという時のためのリストラ対策にもなります、と申し上げて参りました。

 

上記でご紹介した「ミイダス」でもご自身の強みや市場分析をする事が出来ますが、転職サイトに登録する事で担当のエージェントの方が付きます。

エージェントの方と面接を行う事で、直接人からの評価をしてもらえるのも転職サイトに登録するメリットでもあります。

 

ちなみに転職エージェントと転職サイトって似たり寄ったりの言葉が良く出てきますが、その違いをご存知でしょうか?下記に違いをご紹介致します。

 

転職エージェントとは?

対人型の転職サービスのことです。まず登録したら転職エージェント会社へ出向いてご自身の職歴や希望をもとに、転職エージェントから求人が紹介され、応募書類作成や面接の際にサポートを受けることができるシステムのことを言います。

転職サイトとは?

Webサイトを通じた転職サービスのことです。転職サイトは一般的に様々な業界や職種の求人が掲載されており、自由に検索、閲覧が可能です。数多くの求人情報を比較・検討した上で転職サイトを通じて手軽に応募することが可能なシステムのことを言います。

かく言う私もその明確な違いについて最近知りました(笑)「転職しようか迷っている」と言うような、まだ本格的に転職活動をしようと思っていない方は、転職サイトの方がハードルが低いかもしれません。

 

「転職サイトや転職エージェントがいっぱいあり過ぎて、どれに登録して良いのか分からない」という方がいらっしゃるかと思います。

私も未だに複数社の転職サイトと転職エージェントに登録しておりますが、製薬会社MR向けの求人が多いサイト、そして製薬会社MR向きの求人が多いと思うのが、下記の転職サイトになります。

 

また転職サイトと転職エージェントは一つではなく複数社登録される事をお勧めいたします。一つだけだと、どうしても意見に偏りが出ます。多方面から自分を評価してもらい、様々な意見を貰うことをお勧め致します!

●サイト側から求人情報が来る「リクナビNEXT

リクナビNEXTの登録サイトはこちら

●外資系製薬会社の求人が多いのが「JACリクルートメント」MR以外にも医療機器メーカーの求人も多い

JACリクルートメントの登録サイトはこちら 

●MRの給与体系を変えたくないハイクラスな求人が多い「リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトーの登録サイトはこちら 

●20代30代のMRの求人を強化しているのがマイナビエージェント

マイナビエージェントの登録サイトはこちら 

製薬会社MR向けの転職サイト・転職エージェントについて、詳しくはこちらの記事で紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください!↓↓

【コロナ禍】MRの転職におすすめのエージェントやサイトは?転職歴4回の私が厳選するおすすめ8選!
2018年から始まった薬価制度抜本改革とコロナ禍の影響で製薬会社でのリストラは今後加速度的に増えていくことが予測されます。コロナ禍でやりがいを失ったMRの中には「転職」を考えている方も少なくありません。そこで転職歴4回の私がMRの皆さんにおすすめする「転職サイト・エージェント」をご紹介致します。

 

転職サイトと転職エージェントはどの会社も必ず履歴書や職務経歴書を事細かく入力する必要があります。これを面倒くさがっていては理想的な転職はまず叶いません。

 

1社入力すればあとは慣れたもの。そのままコピペすれば良いので、最初は大変ですが、ここは一生物と思って頑張って取り組んでください!

ステップ④:人に聞く!ネットで調べる!行きたい会社のリサーチを入念に行う!

私は医薬品卸MS→内資MR→外資本社→外資MR→外資本社と医薬品業界の経験しか有りません。

 

ですので他業種への転職に関してのノウハウは有りませんが、業界内のリサーチは慎重かつじっくりと行いました。これはどの業種でも同様かと思います。

今はネット環境が整っておりますので、知りたい会社の情報は口コミサイトである程度知る事が出来ます。しかし口コミサイトには具体的な給与水準や福利厚生など、ご家庭持ちの方が聞きたい情報はほとんど記載されてません。これはその会社の人に聞くのが一番ベストです。

 

人見知りの方はなかなかハードルが高いかもしれませんが、かく言う私も究極の人見知りです。そんな私でも日頃病院の廊下や医薬品卸で会う他社MRには積極的に頑張って声を掛け、話しかけまくりました。

MR間での給与体系や福利厚生のやり取りは日常茶飯事だと言う事は皆さんご承知の通りかと思いますので、情報は取りやすかったです。

 

ただコロナ禍でMR同士の接点はかなり少なくなってしまいました。でも最近では昔よりはるかにネットで詳細情報が入手出来ます。とくに就職・転職のための情報プラットフォーム「OpenWork(旧Vorkers)」は企業情報を入手するにはかなりおすすめです。

403 Forbidden

 

OpenWorkではその企業にお勤めの方の生の声がモロに反映してます。リストラで肩叩きされ、怒り任せに会社の裏情報を暴露しているような方もいらっしゃいますので、かなり現場の生の声が反映されてる印象が有ります。

他業種への転職を検討されている方にとってはOpenWorkから情報を得るのも一つの手かと思います。

 

ただ他社情報を見るにはご自身の職務経歴などを入力しなければいけませんので、多少手間かもしれませんが、それでも見る価値はある情報サイトかと思います!

 

また情報を入手する際には社内の人間には絶対に話をしてはいけません。

これは転職活動をする際の鉄則です。通常の退職にしても早期退職(リストラ)での退職にしても、社内の人間に転職活動をしていることがバレると、どんなに信用している方でも必ずその噂は広まります。

 

特に早期退職(リストラ)時には、みんな自分の身を守ろうと、他人を潰しに掛かることを私自身、リストラの生現場にて身をもって体感致しました。早期退職(リストラ)の時ほどより一層の注意が必要になります。

 

転職活動が同僚にバレないようにするためのコツについてブログに書いてます。詳しく知りたい方はこちらをご覧ください!↓↓

【転職歴4回の私が語る】転職活動が会社や同僚にバレないための完璧マニュアル〜製薬業界編
転職活動を本格化させたいけど会社や同僚にバレるのが怖くてなかなか一歩を踏み出せない…という方は多いのではないでしょうか?そこで私の過去4回の転職経験から「会社や同僚にバレない転職活動のコツ」についてご紹介致します!

ステップ⑤:「引継書」をコツコツと作成しておく!

いざ転職することになり、退職に向けての手続きをする事になると、かなりバタバタ致します。そしていざ退職日目前となった時に「引継書を作っていなかった」となると、後々尾を引きます。

きちんと引継をしないと、たとえ違う業種に転職したとしても悪い噂は付きまとい、貴方の評価を下げてしまう事にもなりかねません。その内容に関してブログを書いてます。詳しく知りたい方はこちら!↓↓

MRが会社を辞める時!きちんと引き継ぎをしないとひどい目にあいますよ!
製薬会社MRが会社を辞める時、引き継ぎそっちのけで余った有給をフルに消化しているMRを多く見てまいりましたが、そんな方の末路は悲惨です。引き継ぎをきちんとする=その人の人間性を表します。引き継ぎをしないとどんな目に合うのか?実例をもとにご紹介致します。

 

私の友人の製薬会社では前の会社で担当していたエリアの引き継ぎをろくにせずに、余った有給を全て紹介してさっさと辞めてしまったMRが次の会社でも同じエリアを担当することになり、かなり仕事がやりにくくなっていると聞きました。

 

上記のような事例はかなりあり得る事例かと思います。そうならないためにも転職しよう!と決意した瞬間から引継書を作成し、最低限後任者へ迷惑がかからないようにするのがベターです。

何よりも引継書を作成しておくと、後ろめたさが無くなり、より転職しよう!という意欲が高まります。

 

退職は精神的にもかなり辛いものがありますが、引継書を作成する事は未来を見据えた精神的に大きな支えにもなります。

少しでも転職する気持ちがある方は、心のゆとりを持つという意味でも今すぐ引継書を作成されることをおすすめ致します!

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ステップ⑥:今の会社の退職書類を調べておく!

退職にあたっては大量の書類を会社に提出しなければなりません。退職届、年金関連書類、退職金関連、雇用保険関連などなど、見るだけで嫌になる膨大な量の書類を全て自分でやらなければいけません。

少しでも転職が頭によぎっている方は、会社の退職関連の書類を事前に調べておくことをお勧め致します。これも引継書同様、心にゆとりを持たせるためにかなり重要です。

 

面倒だと思いがちな退職関連の書類ですが、製薬会社各社は社内ホームページの人事関連の所に必ず記載されてますし、出すべき書類もわかりやすく明記されている会社が殆どですので、そこは安心して良いかと思います。

退職の際には退職日やボーナスの支払い日にも注意が必要です。大概の製薬会社では二週間前までに退職することを会社に告げなければならないと就業規則に明記されてます(実際に有り得ない日数ですが…)

 

これが違ったり、また退職日に応じて出るはずのボーナスがある支給される会社と支給されない会社があったりと、これも全て就業規則に書かれてます。

 

もし過去に今いる会社を辞めた方と連絡を取っているのであれば、その方に聞くのが一番の近道です。

 

そして年金関連の書類は何度やっても戸惑いました。とくに今は殆どの会社で確定拠出年金(401K)が導入されております。

転職する会社が確定拠出年金(401K)を導入しているのか? 確定拠出と確定給付の割合など、色々調べる事が有りますので、転職が頭をよぎっている方は、一度今在籍している会社の退職関連書類に一度目を通しておくことをおすすめ致します。

ステップ⑦:面接対策を怠らずに!

製薬会社MRの方なら常日頃から状況の方との面接や、お偉い先生方の前でのプレゼンなどである程度面接慣れはしているかと思いますが、就職の際の面接は新卒以来したことがない!という方が多いのではないでしょうか。

中途採用の場合、面接で聞かれることは、ある程度決まっております。

 

私が過去4回の転職活動の面接で聞かれたこと、コロナ禍以降面接をされた方の質問内容について記事に書いておりますので、こちらを参考に面接対策を講じましょう↓↓

製薬会社MRの転職活動!面接で聞かれる確率が高い10の質問!
製薬会社各社ではリストラ(早期退職)の発表が相次いでおります。現在まさに転職活動中という方もいらっしゃるかと思います。実際に製薬会社MRからの転職面接ではどのような質問をされるのか?不安に思っている方もいらっしゃるかもしれません。そこで転職歴4回の私が「面接で聞かれる確率が高い10の質問」について解説致します。

【転職歴4回の私が実践した】転職活動の始め方。初めて転職を考えている方向けマニュアル まとめ

製薬会社MRは終身雇用が約束されない時代となり、誰でも年齢に関係なく転職する時代となりました。

業界転職歴4回の私が過去の記憶を頼りに「転職活動の始め方」について綴らせて頂きました。お役に立てましたら幸いです。

 

製薬会社MR転職ノウハウについては、当ブログに色々書かせて頂いておりますが、それでも「こんな事知りたい!」という事が有りましたら、メッセージをください!

 

私の転職・リストラ経験を元に、今後転職を考えている皆様にお役に立てるブログを書かせて頂きます。

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