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製薬会社MR 転職に失敗しないための対策とは?

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私の転職体験記

現在の医薬品業界を取り巻く環境の変化に、将来を悲観している製薬会社MRの方は少なからずいらっしゃるかと思います。そこでみなさま頭をよぎっているのが「転職しようかな?」だと思います? しかし転職しようにもご家族がいらっしゃる方は特に「転職に失敗したらどうしよう・・」とお考えになるはずです。

 

経営者JP総研が2018年12月に発表した「エグゼクティブに関する意識調査」によると、経営層や管理職の実に46.8%が「転職して失敗した経験がある」と答えております。つまり今リストラの危機を一番感じている40代50代の2人に1人が転職に失敗していることになります。

 

若い方はやり直しが効くにしても、30代以降の転職は絶対に失敗出来ません。ご家族など背負うものがあるのならなおさらです。当ブログでも再三ご紹介しておりますが、私は過去に4度の転職をしましたが、一度も失敗したと思ったことが有りません。全て順調にキャリアアップしていると実感しております。ですので上記でご紹介した経営者JP総研の意識調査がにわかに信じがたいのですが、今ふと振り返ると「転職に失敗しないため」に、私なりに「失敗しない」ための策を講じておりました。

そこで「製薬会社MRとして失敗しない転職のコツ」についてご紹介致します。

パイプラインから行きたい(狙っている)会社を見極める

引き続き製薬会社MRとして他社で働きたのであれば、その会社の「製品力」を見極める必要が有ります。これからの時代はパイプラインが豊富でなければ製薬会社の存続は難しい世の中となっております。MRを募集していたが「実はリストラ後に人員が足りなくなった」という会社も少なく有りませんので、注意が必要です。

まずはその会社のパイプラインを調べること。これは日本製薬工業協会の開発中の新薬一覧で確認することができます↓↓

加盟各社のパイプライン情報 | 加盟会社 非財務情報の開示一覧 | 日本製薬工業協会
日本製薬工業協会の加盟各社のパイプライン情報ページです。

あとは開発品の臨床試験の進捗はリスファックスや日刊薬業、ミクスなどの業界誌で逐一確認することが大事です。

OpenWork(オープンワーク)で行きたい会社をリサーチ

今はネット社会で、なんでもネットで検索出来てしまいます。企業情報も然りです。特に最近は口コミサイトも発展してきてます。特におすすめの企業口コミサイトがOpenWork(オープンワーク)です。オープンワークは実際に現職で企業に勤めている方やすでに退職された方が、その企業についての情報を赤裸々に語る会員制の口コミサイトです。

OpenWork 「社員による会社評価」 就職・転職クチコミ
就職・転職前に採用企業のクチコミをリサーチ。OpenWork(オープンワーク)では、「社員・元社員」から独自に収集した「年収・待遇」や「職場環境」の評価・レビューを共有。「組織体制」、「退社理由」など、8カテゴリのクチコミと「給与制度」、8つの評価スコアで採用企業を分析します。

会員登録するには今もしくは過去の会社の情報を入力する必要が有りますが、それだけで無料で登録出来ます。ここから次に行きたいと考えている会社の情報が入手出来ます。ここでの情報の正確性ですが、正直正しいリアルな内容が多いと感じておりますので、かなり信用できる情報ばかりです。ここからはかなりの内部情報が収集できます。社内での雰囲気や働きやすさ、収入以外でもそのような点もオープンワークから確認するように致しましょう。

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リサーチする人を間違えると大変なことに

見定めている会社のMRに直接聞くという手も有りますが、ここで1点注意して頂きたいのが、リサーチする人を間違えると大変なことになります。特に今お勤めの会社の人に「転職するかもしれない」ということを話すのは大変危険です。

社会人は基本的に「人事情報」が大好きです。特に社内のライバルが辞めるかもしれないという情報は自分にとってもプラスもしくはマイナスに働く可能性も高いため、どうしても人に言いたくなるものなのです。実際にその後本人が転職しなくても、そのような噂は瞬く間に広がり、貴方の社内での信用や出世は今後見込めなくなってしまいます。

 

そんな話を数多く聞いていた私は過去4回の転職では、社内の人間でどんなに信用できる方でも誰にも相談したことは有りませんでした。なので4回とも退職届を出すまでに情報が漏れたことは有りませんでした。

 

気になる会社(狙っている会社)のリサーチは、上記のネット情報以外に、現在同じエリアを担当しているそこの製薬会社のMRにさりげなく福利厚生や給与体系、評価システムなどを聞いたり、医薬品卸MSからその製薬会社の印象や将来性を確認してました。ただし両者とも口が固いことが大前提となりますが( ̄∇ ̄)

転職サイトdodaで求人探し

年収に捉われない!福利厚生や日当など細かくリサーチ!

もし他社からお誘いを頂いて、年収を提示されて「今よりも〇〇万円多い〜♪」と喜んで、一発サインするのは大変危険な行為です。きちんと中身を確認しましょう!額面は増えたけど、実は住宅手当や営業日当などの手当関係が全くでないという場合も少なく有りません。

また福利厚生の充実さなどはご家族がいらっしゃる方には重要なポイントにもなります。福利厚生の充実さ=家族の幸せ、にも繋がるからです。ここも探れるのなら詳しくリサーチしておきましょう!

製薬業界での人脈は必ず生きる! 社内外で人脈を形成しておこう!

私は過去4回の転職の内、2回が過去の人脈にて理想の転職を果たすことが出来ました。MRのみなさまであれば、朝医薬品卸に行った時や病院訪問時など、他社MRと顔を合わす機会が多いかと思います。競合他社であれ、いつどこで巡り合うかなんて分かりません。

私は今まで転職を含めて9回の転勤が有りましたが、行く先々で過去担当エリアのMRと再会を果たしたものです。みなさまもそんな経験があるかと思います。その巡り合わせがご縁でヘッドハンティングを受けるなんてことも今後は増えてくるのではないでしょうか?

 

また社内での人脈形成も大事です。社内での人脈形成は今後その会社で出世していく為にも大事ですが、転職するにも有利に働くことが多いです。昨今の医薬品業界を取り巻く環境の変化によって、デキる方ほど先を見据えてパイプラインが豊富な製薬会社へ転職していきます。そのような方としっかりと人脈形成していたのであれば、行く行くはその方からお誘い頂く可能性も出て参ります。私はそんなご縁が有り、2回の理想的な転職を果たすことが出来ました。

 

人脈を介した転職にはもう一つ大きなメリットが有ります。上述した給与や日当、福利厚生、そして社内での雰囲気や実際の仕事内容など、生の声を直に聞くことができることです。正直これが一番参考になる声でも有ります。また人脈を介した転職は「プラチナチケット」です。ほぼ内定は間違い有りませんので、転職サイトやエージェントを介したやりとりがなくスムーズに間違いなく転職が叶うというメリットが有ります。

 

ですので日頃から社内外の人脈を形成するように意識しましょう! 人脈形成について記事を書いてますので、参考にして頂ければ幸いです↓↓

製薬会社MRの人脈は転職に役立つ!
「人脈は転職の際に大いに役に立つ!」私は4回の転職のうち、2回は人脈を介して転職を果たすことが出来ました。製薬業界では特に人脈を介した転職が有利に働きます。人脈を介した転職について、また人脈の作り方をご紹介致します。

製薬会社MR 転職に失敗しないための対策とは? まとめ

昨今の医薬品業界を取り巻く環境の変化で多くの製薬会社で早期退職(リストラ)が行われました。そこでリストラ勧告に根負けしたり、また怒り任せに辞表を叩きつけたりした場合、再就職を焦るあまり理想の転職が叶っていない先輩を多く見て参りました。

 

そうならない為にも、ただ単に「今の会社が厳しいから」という理由でリサーチもせずに安易な転職をしてはいけません。上述した「転職に失敗しないためのリサーチ」を入念に行うことで、理想の転職を果たすことが出来ます。転職を考えている方は必ず入念にリサーチされることを忘れないでください!

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