製薬会社MR 激動時代の転職タイミングとは?

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転職ノウハウ

リストラ(早期退職)のニュースが絶えない製薬業界。

内資外資問わず、そして中堅・大手製薬会社問わずリストラ(早期退職)が次々と発表されております。2018年4月から始まった薬価制度抜本改革、ジェネリックの国策化、地域フォーミュラリーの推進などによって多くの先発品を持つ多くの製薬会社が打撃を受けております。

いざご自身の会社でリストラが断行されても、各社状況は同じため、今求人が極端に少なくなっております。「会社の将来性がない」「特別退職金に目が眩んだ・・」「会社の雰囲気が悪い」などの理由で退職を検討したという経験をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。しかし製薬業界が先行き不透明なこのご時世、簡単に転職を決断するのはリスクが高いと言えます。

 

そして転職は非常に勇気がいるものです。精神的な苦痛は想像以上のものがあります。転職が一般化しているご時世とは言え、転職歴4回の私でも、将来の事、家族の事、そして一緒に仕事をしてきた同僚や同期のこと、色々考えに考え抜いて4回の転職を決断致しました。

 

リストラ(早期退職)が初めての転職を考える良いきっかけになる方も多いかと思いますが、「安易に決断してはいけない!」というのが業界転職歴4回の私の見方です。ではどのようなタイミングで転職を決断すれば良いのでしょうか?転職には必ずタイミングというのがあります。転職が一般化しているご時世でも製薬業界は全く真逆の現象が起きております。そのご時世に判断を見間違えないためのノウハウをご紹介致します。

特別退職金に目が眩んで辞めてはいけない!

リストラ(早期退職)断行時には、対象者は上長と必ず面接を実施し、その時に「今辞めるといくらもらえる」という明細を渡されます。そこで「辞めますか?」と聞かれます。その時、特別退職金の金額に目が眩み、面接に挑む前は辞める気がなかったのに「こんだけもらえるなら、しばらく何もしなくても生活していける!辞めようかな・・」と、気持ちが揺らいだ方を私は多く見て参りました。

ここで私が申し上げたいのは「特別退職金の金額に惑わされてはいけない!」ということです。特別退職金は大概勤務歴や現在のポジションが高いと多く支払われる傾向にありますが、一般職のMRだと1億円を超えるという話は聞いたことがありません。先般金融庁から「老後資金2,000万円必要」ということが発表され物議を醸しておりますが、MRでの生活レベルを続けていると数千万円という金額はあっという間に吹っ飛びます。老後を迎える前に破綻してしまいます。

 

次に仕事も決まらぬまま、特別退職金に目が眩み、肩叩きに根負けして辞めていった方の末路は悲惨です。高給取りだっただけに高望みし過ぎて次の仕事も決まらずに、途方に暮れる日々を送る方を私は何人も見て参りました。次の仕事が決まっているなら全く問題ありませんが、仕事が決まっていないのなら特別退職金の金額に目がくらんで安易な退職判断をしてはいけません!

早期退職(リストラ)のタイミングで安易に決断しない!

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リストラ(早期退職)断行時に特別退職金に目が眩んで退職という選択を安易にしてはいけない!と申し上げましたが、今まで忠誠を誓い散々尽くしてきた会社から肩叩きされ、腹いせに早期退職に公募する。もしくは繰り返し行われる面接に根負けして公募してしまった、そんな方も私は多く見て参りました。

上記でも述べましたが、次の就職先がすでに決まっているならまだしも、次が決まっていないのに腹いせや根負けして公募してしまうのは避けたいところです。腹いせや根負けしてしまった方は、会社に対してかなりネガティブな印象を持っているため、他社の面接に行ってもうまくいかないことがほとんどです。リストラ(早期退職)のタイミングで、新たなことにチャレンジしたい!という強い志がない方以外は、「肩叩き」に耐えてでも今の会社に残って次の就職のチャンスを狙った方が賢明です。

頑張っている方には必ず声が掛かる!そのタイミングを逃すな!

ある会社がリストラ(早期退職)を行うタイミングで、別の会社が採用募集を行うということがあります。特に優秀な即戦力が欲しい競合他社は、競合メーカーがリストラ(早期退職)を行うタイミングを見計ってます。優秀な即戦力を獲得する絶好のチャンスだからです。

リストラ(早期退職)のタイミングで将来有望な競合他社が中途採用を募集して、退職月の次の月に入社する、そんなサクセスストーリーを描いた方もおりますが、ごく少数です。また転職サイトや転職エージェントからの募集は必ずしも採用が約束されたものではありません。競合他社への入社が確実だと思って、早期退職に公募した良いが、不採用になって路頭に迷ってしまった、そんな事態だけは避けたいものです。

 

元々競合他社から一目置かれているMR、地道に頑張っているMRには自ずと他社からお声が掛かります。私も有難いことに4回の転職のうち、2回はお誘いを頂いて入社致しました。しかしそれはリストラ(早期退職)のタイミングではありませんでした。5社目に転職する時には4社目の会社のリストラ公募期間が終了したあとのタイミングでお声かけ頂きました。

 

このように転職には必ず「タイミング」というのがあります。タイミングとは「次のステップに進みたいと思う時」「今までのキャリアを生かしたいと思う時」、そのような心境の時に絶妙なタイミングでお声かけ頂いた時には、転職するのタイミングかと思います。

 

もちろん次の会社の将来性や待遇面などの問題もありますが、製薬会社で働くモチベーションは将来性(パイプライン)と製品力が一番です。どんなに待遇や福利厚生が良くても将来性と製品力がなければモチベーションは持続しないからです。この点はぜひ見極めてタイミングを掴んでください!

日頃から謙虚な姿勢と人脈形成を忘れずに!

ただお声かけ頂くには、日頃から謙虚な姿勢と人脈形成を怠ってはいけません。お声かけは全く見ず知らずの人からというのはほとんど有りません。顔見知りの方からのお誘いが大半です。その為には他社MRと日頃から関係を構築しておくのはもちろん、素直で謙虚な態度で接しなければいけません。

人は素直で謙虚な人に寄ってきます。一昔前までは横柄な態度の方が一目置かれておりましたが、人の話や意見を素直に聞く、役職や立場に関わらず誰にでも謙虚に接する、そんな人間性を持ち合わせた方でないと、お声はかけてもらえません。

 

そして社員紹介によるお声かけは、転職サイトや転職エージェントよりも入社の確率はグンと上がります。いわば入社の「プラチナチケット」をゲットできるワケです。将来性のある「行きたい会社」にほぼ確実にいけるワケですから、なんとしてでもゲットしたいですよね。

 

人脈形成について過去に記事を書いてますので、ぜひこちらもお役立てください↓↓

製薬会社MRの人脈は転職に役立つ!
会社からリストラが発表されて、転職活動をしようにも年齢的にも難しいかも…そんな時に大切にしてきた人脈が生きて、望み通りの転職を果たせた!という話を耳に致します。私もそうでした。ここでは人脈の大切さが転職に生きる!ということについて私の経験から語ります!

同期や同僚の情に流されるな! 利害関係でしかない同期と同僚

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転職を考えている時に転職を思い留まらせる要因の一つが「同期や同僚」の存在です。特に同期は入社時から2、3ヶ月の間研修を共にしたかけがえの無い存在です。そんな辛い時も一緒に頑張ってきた同期のことを考えると、いざステップアップの転職が目の前に転がり込んできた時に、ふと我に返ってしまうものです。

また同僚もしかりです。自分に親身に接してくれた先輩や、辛い時に我慢してついてきてくれた後輩のことを思うと、これも転職を思い留まらせる要因の一つになってしまいます。

 

私も初めての転職の時には、やはり同期の存在が頭をよぎりました。しかしその想いを振り切り転職に踏み切ったのは、自分の将来は他人には決められないと思ったからです。お世話になった同期や同僚の存在が気になるのは分かりますが、私は4回の転職で同期や同僚は所詮利害関係でしかない、というのを毎回痛感しております。

 

「会社を辞める」と言った瞬間、今まで懇意にしていた同僚や同期の9割の人間が自分から離れていきます。その代わり残り1割の同僚や同期との関係は一生涯続きます。これが現実です。自分が思っていたよりも同僚や同期がいかに利害関係でしか成り立っていなかったと思うと、2回目以降の転職は「情」の流されることなく踏み切ることが出来ました。こんな話をすると否定される方が多くいらっしゃいますが、これは私の転職歴4回のうち、全てで経験していることで、同期と同僚との関係は所詮そんなものです。転職のタイミングで同期や同僚の「情」に流された時は、必ずこのことを思い出してください。

製薬会社MR 激動時代の転職タイミングとは? まとめ

少子高齢化に伴う、薬価制度抜本改革からの新薬創出加算品の減少、薬価の大幅ダウン、ジェネリック医薬品の80%国策化によって、製薬会社リストラ激動の時代に突入し、将来安泰と言われた製薬会社に入社してももはや終身雇用も崩壊したと言っても過言でも有りません。

そして転職が一般化された今、競合他社や他業種に転職することは当たり前となりました。製薬業界ではリストラ(早期退職)が加速し、製薬会社にお勤めの方は誰しもが転職する可能性が高いと言っても良いでしょう。ただ転職のタイミングを見誤ると路頭に迷うことになります。理想のサクセスストーリーを描くには、転職タイミングを逃してはいけません。誰しもがそのタイミングを持っております。情に流されずにタイミングを物にしましょう!

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