製薬会社MRの私がリストラ後に転職したワケとは?

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転職ノウハウ

2018年から2019年にかけて製薬会社のリストラ(早期退職)の発表が相次ぎました。大正製薬・アステラス製薬・エーザイ・協和発酵キリン・鳥居薬品をはじめとする内資系と、ノバルティスファーマ・MSD・ノボノルディスク ファーマ・日本ベーリンガーインゲルハイム・サノフィ・中外製薬などの外資系がリストラ(早期退職)を発表致しました。

 

当ブログでも再三各社リストラの状況と、いざ起こるかわからないリストラ対策について記載させて頂きましたが、製薬会社の立場に立った時に一番の悩み所はリストラ後にも続く優秀な人材の退職です。リストラ後にはなぜか立て続けに優秀な人材を中心に退職をしていきます。

私も実際にリストラの生の現場を体験致しましたが、私はその時リストラ(早期退職優遇制度)を使わずに残留したのですが、その後他社からオファーを頂いたので、早期退職制度を使わずに退職を致しました。実際にリストラ後に退職を決断する製薬会社MRの方は多くなっております。その理由はなぜなのでしょうか。実際に私がリストラ後に退職した理由を踏まえてご紹介致します。未だご自身の会社でリストラが発表されていなくても、その予兆を感じている方は沢山いらっしゃるはずですので、ぜひ今後のリストラ対策の参考にして頂きたいと思います。

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製薬会社のリストラ(早期退職)の実態!

当ブログで何度かお伝えしておりますが、製薬会社に限らずリストラ(早期退職)はあくまでも手上げ制となってはいるものの、実際にはリストラ断行の半年前から「辞めて欲しい人リスト」を上層部で作成して、リストラ断行期間中の面接で徐々に退職へと追い込んで参ります。

「辞めて欲しい人」リストに入ってしまった人といのは、大概が周りからも「あの人は仕事がしできない」「仕事を全くしない」「得意先を全然回っていない」「自己中心的」「やる気が全くない」と言われている人たちばかりです。今そのようなレッテルを貼られているMRがいるのなら、もしその会社がリストラを断行した時、その人は真っ先に「リストラ最有力候補」になるということを認識しなければなりません。

 

ただ「辞めて欲しい人」リストに入っている方が全て退職するかと思いきや、全くそうではありません。優秀な方ほどリストラ断行前に危機感を感じて対策を講じているものです。優秀な方は次が決まっている方が多く、リストラで特別退職金を手にして辞めていきます。

 

また「辞めて欲しい人リスト」に入っている人のほとんどが「行き場のない」方ばかりです。そのようなリストに入っている方の中には怒り任せや面接で根負けして辞表を叩きつける方が多くおりますが、その後再就職先も決まらずに路頭に迷うケースを多く目にして参りました。そうならないためにも当ブログでは再三「リストラ対策」について述べて参りましたが、未だに事前対策もせずにそのように「路頭に迷う」方が後を絶ちません。

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リストラ後の製薬会社の雰囲気とMRのモチベーションは?

私はリストラ実施後の製薬会社の雰囲気というのも体感しております。リストラ断行期間中は社内の雰囲気が「最悪」になります。仕事をしつつその間「リストラ対象者」の面接が目に見える場所で行われておりますので、「リストラ対象外」のMRでもその間モチベーションが上がるはずもありません。

またリストラ面接が終了して、早期退職によって辞められた方が去った後も「雰囲気の悪さ」の余韻がしばらく続き、社内の雰囲気はさらに「最悪」になります。そして起こるのがリストラ候補者だった方の「潰し合い」です。残されたリストラ候補者たちは、今後会社への居心地が悪くなるためか、人の揚げ足を取るようになり、自分よりもデキない社員を潰そうと奔走致します。これはリストラ断行会社では必ず起こる現象です。

 

それを見た若いMRのモチベーションはさらに低下致します。企業がリストラを行うということは、現在の業績に加えて今後の業績も厳しいことが予測されての判断のため、若いMRを中心にその将来性と、潰し合いをするベテランMRたちを見て悲観する方が多発致します。そんな状況を見かねてリストラ後の社内に起こる負の連鎖、それが次にご紹介する「連鎖退職」です。

リストラ後に起こる「連鎖退職」

何を隠そう私も「連鎖退職」に便乗してしまったうちの一人です。会社でリストラが発表された時、正直私はそこまで危機感を感じてませんでしたし、面接でも慰留されたので、会社からも必要とされていると思って「退職」という選択肢は有りませんでした。

 

私も今まで4回の転職を経験しましたが、実際にリストラの生の現場を体験するのは初めてでしたので、そこまでの危機感を持っていなかったというのが正直な感想です。しかしリストラの現場を生で体感し、多くの先輩や後輩が泣く泣く退職に追い込まれていく姿を目の前で見た時に「もはや終身雇用は崩壊した。会社は個人の雇用を守ってくれない時代に突入した。であれば自らの雇用は自らで守らなければならない」と強く感じたのです。

リストラ後にそのように感じた方が多いのか、リストラ後には優秀な方ほど危機感を感じて辞めていかれます。特にMRの場合、営業所や支店でキーとなる優秀な方が辞めてしまうと、それに続いて「⚪︎⚪︎さんが辞めるなら私も辞める」という「連鎖退職」が発生致します。

 

私はリストラ断行最中に危機感を感じつつ、転職活動に踏み込めませんでしたが、リストラ後に徐々に辞めていく会社では名の知れた著名なMRが次々と他社へ転職していくのを目の当たりにした時に、踏ん切りがつきました。そう強く感じたタイミングで他社からお声掛けを頂き、ステップアップした理想的な転職を果たすことが出来ました。

あなたの会社にもいつか起こる可能性が高いリストラへの備え!

 リストラ断行前にはある程度の予兆が必ず有ります。主力品の特許切れや、それに続くパイプラインの枯渇が殆どのケースです。特に昨今の少子高齢化によって医療費が高騰、医薬品業界に対するしわ寄せが押し寄せてます。薬価制度抜本改革によって新薬創出加算品の削減、ジェネリック医薬品80%国策化、地域フォーミュラリー始動など、製薬会社を取り巻く環境が激変しております。

そんな不穏な雰囲気が会社で漂っていたり、社員でリストラの噂が出てきた時はには、危機感を持った方が良いでしょう。上述した通り、当初私も全く危機感を待っていませんでした。しかしそのような会社の不穏な空気を少しは感じていた為、ある程度の対策は講じておりました。それがのちに理想的な転職を果たすことが出来た要因かと感じております。それが下記にご紹介するいくつかの対策です。

潰しの効く、どこでも使える資格を取得しておく!

リストラの予兆を多少感じていた私は、リストラ断行の数年前からスキマ時間を活用して徐々に資格を取得できるように勉強を開始致しました。ただの資格コレクターにだけはなりたくなかったので「どこに行っても潰しの効く資格」「将来の自分に役に立つ資格」を中心に資格を取得致しました。

 

私が取得した資格と「今後製薬会社MRに必要な資格」については別の記事に書いてますので、こちらを参考にして頂きますと幸いです↓↓

製薬会社MRに今後必要な資格とは?パート1
いざリストラが発表された時に、「MR認定証」しかなかった…そんな方を多くお見かけして参りました。そこで最近は何か資格をと資格を取得する方が増えてきておりますが、製薬会社MRが転職するにあたりポータブルスキルとして活用出来る資格をご紹介!
製薬会社MRに今後必要な資格とは?パート2
製薬会社大手から次々とリストラが発表される昨今、製薬各社にお勤めの方、MRの方は自分磨きをしておりますか?いざリストラが発表された時のために「持っていても良かった!」「今すぐ取得するべき資格は?」について、私の経験からご紹介!

ここに記載されている資格以外にもご自身で「組織に良い影響を与えることができる資格」であって、万が一転職することがあっても面接でそれを説明できれば良いと思います。いざという時のために一つでも「武器」があれば、他者との差別化にも繋がりますので、今のうちから資格を取得しておくことをおすすめ致します!

人脈を形成しておく!

製薬会社MR激動時代の今、中途採用の求人にも限りがあり、MRの求人倍率は会社によっては100倍を越えるとも言われております。つい最近まではMR認定資格さえ持っていれば、どこの製薬会社に行けてしまうという時代は終わり、今ではすっかり狭き門になってしまいました。

 

そんな時代だからこそ生きてくるのが「人脈」です。私も過去4回の転職のうち、2回は人脈、いわゆる「コネ」というもので転職を果たすことが出来ました。人脈(コネ)はほぼ採用が間違いのない、いわば「プラチナチケット」になります。しかもこのようなご時世だからこそ「人脈」が助け舟にもなります。特に企業がリストラを行う時は、別のライバル会社がいち早くその情報を入手して優秀な社員を引抜こうと動きますので、いち早く人脈形成されていた方にはお声が掛かることがあります。

 

人脈形成についての記事を書いてますので、こちらも参考にして頂ければ幸いです↓↓

製薬会社MRの人脈は転職に役立つ!
会社からリストラが発表されて、転職活動をしようにも年齢的にも難しいかも…そんな時に大切にしてきた人脈が生きて、望み通りの転職を果たせた!という話を耳に致します。私もそうでした。ここでは人脈の大切さが転職に生きる!ということについて私の経験から語ります!

転職サイト・エージョントに登録して自己分析をしておく!

資格取得や人脈形成というのは今すぐ初めてすぐに獲得できるというものではありません。しかし今すぐできるリストラ対策が「転職サイト・エージェントに登録すること」です。転職サイトに登録する際には、ご自身の履歴書や職務経歴書を必ず作成致します。その段階でご自身の今までの職歴の見直しや強みを再認識することも出来ますし、何よりも登録することで第三者の目から見た貴方の評価(市場価値)を見出してくれます。

 

これによって思わぬ求人が舞い込んでくる可能性も大ですし、今の会社に残って会社を再建する役割を果たす、ということも認識させられる可能性があることを教えてくれるかもしれません。転職サイトにはそれぞれ強みや特徴がありますので、様々な方向から様々な意見を聞くという意味で複数社登録することをおすすめ致します。私も自分の市場価値を再認識するため、常に3社以上登録をしております。

下記はおすすめの転職サイトですそれぞれ特色や強みを持っておりますので、複数社登録しましょう!

リクルートが運営するワンランク上を行くハイクラス転職サイト!高収入のMR向けです!

キャリアカーバー

大手・優良企業を中心に常時豊富な求人情報を掲載している転職サイト!

dodaエージェントサービス

誰もが知る転職サイト!業種に限らず求人数が豊富!

リクナビエージェント

20代の転職に強い!転職サイト!マイナビエージェント

日本最大の外資系転職サイト!外資系の転職希望の方はこちら!JAC Recruitment

製薬会社MRの私がリストラ後に転職したワケとは? まとめ

最近複数の製薬会社MRの方とリストラに関するお話をさせて頂きましたが、みなさん医薬品業界の未来を悲観している割には「自分の会社はリストラは絶対にしない」「自分は実績を上げているのでリストラが起っても残れる」と、いつ起こるともわからないリストラへの備えをしていない方が多くいらっしゃるのを多くお見かけ致します。

 

特にベテランMRほど「なんとしてでも今の会社で社会人人生を終わらせる」と何としてでも会社にしがみつこうとする方がおります。しかしそんな方に限ってやる気がなかったり、若手の反面教師であったり、今流行りのデジタルに抵抗したりしているものです。そんな方の将来は明るくありません。今はどの製薬会社でもいつリストラが起ってもおかしくない状況です。そんな方がなんの備えもせずにいざリストラが断行された時に路頭に迷っている姿を私は多く目撃して参りました。

 

そうならないためにも、上記でご紹介した対策を今気が付いたうちに実行に移しましょう!製薬会社でMRをされている方の未来が明るいものになるよう、切に願っております。

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