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鳥居薬品早期退職に281人が応募!今後内資系中堅製薬会社に押し寄せるリストラの対策を考える!

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リストラ体験談と対策

2019年2月に発表されました「鳥居薬品の早期退職」の希望退職者応募が5月31日に締め切られ、応募人数が公表となりました。その人数は281名です。

鳥居薬品、希望退職者を募集 新卒採用も休止 - 日本経済新聞
鳥居薬品は6日、希望退職者の募集を始めると発表した。募集人数は定めていないが、契約社員などを含めた約1200人の従業員のうち400人程度を減らす方針。米ギリアド・サイエンシズと抗エイズウイルス(HIV)薬のライセンス契約を解消したことで、事業規模が縮小したことなどを受けた。2020年4月の

 

2月発表時には募集人数を定めていないと言いつつ、日経新聞の記事では400人程度を目標に人員削減を行うことが記載されておりましたが、目標としていた人数には届かなかった模様です。

鳥居薬品、希望退職者を募集 新卒採用も休止 - 日本経済新聞
鳥居薬品は6日、希望退職者の募集を始めると発表した。募集人数は定めていないが、契約社員などを含めた約1200人の従業員のうち400人程度を減らす方針。米ギリアド・サイエンシズと抗エイズウイルス(HIV)薬のライセンス契約を解消したことで、事業規模が縮小したことなどを受けた。2020年4月の

2019年2月に協和発酵キリンとほぼ同時に早期退職(リストラ)を発表した鳥居薬品。ここ数年は外資系製薬会社を中心にリストラが行われてきましたが、内資系の特に中堅メーカーによるリストラはほぼ行われてきませんでした。

 

内資系中堅製薬会社はどちらかというとリストラを行って人員を削減してコストをカットするというよりかは、家賃補助や福利厚生などのコストをカットして「人財は守る!」というスタンスを貫いてきたところが多いように見受けられます。

 

しかし今回の鳥居薬品と協和発酵キリンの早期退職(リストラ)を皮切りに、今後は内資系中堅製薬会社のリストラが行われる可能性は日に日に増しております。そこで今後押し寄せるリストラに備えて、改めて今直ぐ実行できる対策を考えて参ります。

鳥居薬品のリストラの内容

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2019年2月に発表された鳥居薬品のリストラを振り返ってみます。

 

「早期退職(リストラ)の対象者はコーポレート部門及び営業部門は2019年4月1日時点で勤続年数が満2年以上の社員で、技術部門は勤続2年以上かつ20年3月末日時点で50歳以上の社員。

 

応募者には割増退職金を加算し、本人の要望に応じて再就職支援を行う」となっておりました。

実際に50歳以上では月額報酬45ヶ月+1,000万円との噂もあり、50歳台後半の方は喜んで希望退職を受け入れた方もいるようです。条件的には過去にリストラを行った製薬他社と比べても目減りしないパッケージ内容とも言えます。

 

ただMRは今年度当初の500人から300人へと縮小になり、今後の医療情勢の変化とパイプラインのなさから、MRのモチベーション低下は確実とされてます。

社内の別の部署に異動届を出す!

MRのやりがいの源は自社製品の「製品力」です。製品力と会社、そして皆様の営業力の両輪が揃わないと、薬は売れませんし、MRのモチベーションも保てません。

 

新薬が枯渇してきた現在、私が見る限り多くの製薬会社MRのモチベーションは大きく低下しているように見えます。

そして現在の製薬会社MRを取り巻く環境は刻々と厳しさを増してきてます。モニター制度の導入や販売情報提供ガイドライン適応によって、プロモーション内容にも大きな縛りが出て、今までのやり方が通用しなくなってきました。

 

それに追い討ちをかけるように医療機関の訪問規制強化と、暇を持て余しているMRも多いのではないでしょうか。

 

さらには薬価制度抜本改革とジェネリックの国策化80%が加わることで、2010年をピークにMRの数が減り続け、今後も多くの企業でMRの削減が見込まれます。

 

そんな状況で会社でリストラが断行された時に真っ先に標的となるのが「MRの経験しかない方」です。 当ブログでも再三申し上げておりますが、「異動希望届」がある会社なら、今のうちに他部署に異動届願を出しておくことをおすすめ致します!

 

スペシャルティやオンコロジー領域の薬剤がある会社ならそちらへの異動届を出すのも良いでしょう。

 

もはやプライマリー経験のみのMRは潰しが効きません。ただMR経験が生きる他部署とはどのような部署でしょうか?

 

理系ならMSL、文系出身者でも学術や営業戦略、そして特約店担当者としての経験があれば、今後他社に行くことがあっても十分潰しが効きます。これからは「MR以外の経験」がないと社内でも他社へ行っても生き残れない時代が訪れるでしょう。

今のうちにデジタルに慣れておく!

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現在多くの会社で導入が進んでいる「デジタル」 デジタルは今後MRとして生き残るには重要なキーワードです。

 

私は実際にリストラの生の現場を経験致しましたが、リストラ候補に入った方の中には「デジタルを理解・納得していない」という方がかなりの数含まれておりました。

もはや社内の「デジタルコンテンツ」を使いこなしていないと、リストラ候補にすらなってしまうということです。デジタルをうまく使いこなすコツについて、記事を書いてますので参考にしてください↓

製薬会社デジタル化の時代へ!今後10年MRで生き抜くためには?
現在製薬会社各社では「デジタル」という言葉を頻繁に聞くようになりました。なぜ「デジタル化」は急務なのでしょうか?今後の業界の展望と照らし合わせて考えてまいります。

 

そして「デジタルコンテンツ」を使いこなせるようになれば、他社に行っても潰しが効きます。今はどの会社も「デジタル」一辺倒ですので、面接の際にも「デジタルをどのように活用してきたのか?」を聞かれることもあります。

食いっぱぐれないようにスキマ時間で勉強する!

あとはどんなに優秀なMRでも「MRだけのスキル」では、もし他業界に行くことになったものなら全く使い物になりません。

 

営業職の中でも製薬会社MRという仕事はかなり特殊です。基本的にほぼ1日中自由、朝の出社も夕方の退社時間も自由自在、そしてお金の回収がないというのも営業職でもMRだけではないでしょうか?

 

正直こんなにラクで自由奔放な営業職は他業界にはありません。このラクさと自由さに慣れてしまっては、他業界や他社に行ったら確実に苦労致します。

万が一そうなった時にために、スキマ時間に勉強することをおすすめ致します。MRは自由が効きますので、営業車の中であったり、カフェなどでも内勤や勉強が出来ます。

 

では「潰しが効く」勉強や資格は?と言いますと、その代表格はやはり「英語」です。MRとしてのスキルを磨くのにも英語は重要ですが、グローバル化が進む昨今、内資系外資系限らず、英語がで出来るだけで出世への道が見えてきますし、何よりも「仕事が出来るやつ」と見なされます。

 

また英語が出来るとそれだけで「リストラ候補」からも除外されます。

 

私も最近は英語の勉強を始めております。ただかなりの初心者ですので、アイフォンのアプリ「 iTunesU 」に入っている「中学英語動画英文法」から勉強してます。

 

これは有名予備校の講師の先生が短時間でわかりやすく動画解説されてますので、私のような超初心者でもかなりおすすめできる英語勉強アプリです!

 

また今後も製薬会社MRとしてスキルを磨きたい!会社内でスキルアップを図りたい!という方もいらっしゃるでしょう。そんな方には、「今後製薬会社MRに必要な資格とは?」という記事を書いてますので、こちらを参考にして頂ければ幸いです↓↓

製薬会社MRに今後必要な資格とは?パート1
いざリストラが発表された時に、「MR認定証」しかなかった…そんな方を多くお見かけして参りました。そこで最近は何か資格をと資格を取得する方が増えてきておりますが、製薬会社MRが転職するにあたりポータブルスキルとして活用出来る資格をご紹介!
製薬会社MRに今後必要な資格とは?パート2
製薬会社大手から次々とリストラが発表される昨今、製薬各社にお勤めの方、MRの方は自分磨きをしておりますか?いざリストラが発表された時のために「持っていても良かった!」「今すぐ取得するべき資格は?」について、私の経験からご紹介!

転職サイトに登録して、次のステップを目指す!

いざ会社がリストラを断行した時の最大のリストラ対策が「転職サイトに登録しておくこと」です。第三者から様々な意見を頂く上で複数登録されることをおすすめ致します。

 

私も常時3社以上登録して、様々な方面から様々な意見を頂き、自己分析力を磨いております。

リストラが断行された時、もしくは今の会社にいてもスキルアップが望めない時、絶妙なタイミングでオファーが届くことも珍しくありません。

 

そのためにもリストラが起こる前から転職サイトに登録しておく必要があるのです。転職サイト・エージェントにもそれぞれ特色があります。今の自分にあったものを複数選択して登録することをおすすめ致します!

 

製薬会社MRであればもはや誰しもが登録していることは間違いありませんが、まだの方は早めに登録しておきましょう! 下記製薬会社MRの方におすすめの転職サイト・エージェントです。

リクルートが運営するワンランク上を行くハイクラス転職サイト!↓

リクルートダウレクトスカウト

大手・優良企業を中心に常時豊富な求人情報を掲載している転職サイト!↓

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「誰もが知る転職サイト!業種に限らず求人数が豊富!」↓

リクナビエージェント

「20代の転職に強い!転職サイト!」↓

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JAC Recruitment

鳥居薬品早期退職に281人が応募!今後内資系中堅製薬会社に押し寄せるリストラ対策を考える!まとめ

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国内中堅製薬会社である鳥居薬品と協和発酵キリンが早期退職(リストラ)の口火を切ったことで、今後他の国内中堅製薬会社が早期退職(リストラ)を行う可能性がかなり高まりました。

 

特に製品力がなく、今後のパイプラインに不安を抱えている製薬会社MR方は、今の時点で上記対策を講じていく必要があります。

 

「他部署への異動届を出す」「今のうちにデジタルを使いこなしておく」「スキマ時間を使ってMRスキル以外の勉強をする」「転職サイト・エージェントに登録する」ということを講じておけば、少なくてもリストラ候補になることはないでしょう。

 

また何よりも他社に行ったとしても潰しが効きます!さぁ気が付いた今から対策を実行致しましょう!

 

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