製薬会社デジタル化の時代へ!今後10年MRで生き抜くためには?

製薬会社の将来性
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最近周りでこの言葉を良く聞きませんか?

「デジタル」

製薬会社各社では一昨年あたりからものすごい勢いで「デジタル化」が加速しており、現在も各社進行中です。最近どこの製薬会社でもこぞって医師や薬剤師のメールアドレスを取得して、自社製品に関わる疾患情報提供サイトへのアクセスや、メルマガ配信を許諾する動きが出てきております。

会社によっては、製品のディテール数よりもこの「メールアドレスの取得」の方が優先順位が高くなっている会社もあると聞いております。ではなぜ今、製薬会社各社では「デジタル化」が進んでいるのでしょうか? 今後を想定した上で私なりの主観を述べさせて頂きます。

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今後ますます変化する医師や薬剤師との面会方法

現在製薬会社のMRにとって病院の面会規制は日に日に厳しくなってきてますよね。以前の記事でもご紹介致しました、アポイントシステム「Dr JOY」の導入が各病院で進んでおります。

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2019年 求められる製薬会社・MR像とは?
2019年が明けました。2018年に続き2019年の製薬業界も激動の年になることが予測されております。そんな時代にユーザーから求められる製薬会社・MR像とは?について、そしていざ訪れるリストラの備えについて述べさせて頂きます。

病院によっては「医師や薬剤師からの要請がない限り、面会不可」のような病院まであります。今まで病院医局の壁のシミと化していた製薬会社MRは一気に行き場所を失いました。今まで医師の診療終了後を目掛けて処方の依頼や、来ている事をアピールする雑談をする程度の収まっていた製薬会社MRはアポイント制に移行する事で、訪問回数が激減しました。

 

アポンイトを取得すると医師や薬剤師も、ある程度構えて面会してくれます。ですので面会する製薬会社MRもそれなりの資料であったり理論武装などのネタを用意しなければなりません。エビデンスが次々と発表されるような薬剤を持っている製薬会社ならまだしも、今まで顔を出すことと、コール数で処方を取っていた製薬会社は瀬戸際に立たされてます。

 

そこで製薬会社各社が目をつけたのが医師や薬剤師のメールアドレスを入手し、自社のサイトへアクセスさせて情報提供をする「デジタル化」への移行でした。

デジタル化は人員削減(早期退職・リストラ)への会社側の備え

デジタル化は今後益々接点が少なくなる医師や薬剤師との接点を確保する貴重な手段です。またデジタルを通じて新たな情報提供を行うというのが、表向きの建前です。しかし裏を返せばリストラ(早期退職)対策でもあると私は考えます。現在製薬会社を取り巻く環境はアポイント同様、日に日に厳しさを増しております。

 

2018年に始まった薬価制度抜本改革やジェネリック80%の国策化によって多くの製薬会社が苦境に立たされてリストラを断行致しました。そしてついには今まではあまりリストラには踏み込まなかった国内中堅製薬会社がリストラ(早期対象)を開始致しました。それが協和発酵キリンと鳥居薬品です。

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協和発酵キリンと鳥居薬品でリストラ発表!国内中堅メーカーにも早期退職の波が押し寄せる!
社員の雇用を守る、リストラをしないというイメージが強かった国内中堅製薬会社の「協和発酵キリン」と「鳥居薬品」で相次いでリストラ(早期退職)が発表されました。製薬会社のリストラは加速しております。改めて今すぐできるリストラに対する備えについて考えて参ります。

このような時代背景を見据えての「デジタル化」と考えます。これは今後の人員削減を考えての会社のリストラ対策です。いざ人が少なくなった時の為にデジタルで情報提供量を補おういうことです。しかし私はデジタル化にもメリットが多くあるとも考えております。

デジタル化についていけないのであれば、自らを見直すべき

現在多くの製薬会社でデジタル化を進めております。医師のメールアドレスを入手し、自社サイトへアクセスさせることが製品プロモーションよりも優先順位が高くなっている会社が多くなっていると聞いております。

 

この活動には「MR本来の仕事ではない!」と賛否両論です。しかし今後製薬会社MRの数は確実に減少して参ります。自分が10年後20年後に製薬会社に勤めている事を想像して頂きたいのですが、今デジタル化を進めておかないと、将来的に自分の首を締めることに繋がります。

 

今のうちに医師や薬剤師のメールアドレスを入手しておかないといざコンタクトが必要な時に接点を持たなくなります。また今後益々進むであろう製薬会社MRが減少した時に、情報提供しなければならない医師や薬剤師に情報提供が出来なくなります。

 

またデジタル化は製薬会社に勤める方々の「働き方改革」でもあります。今までわざわざ訪問して、長時間待ち伏せして情報提供していたものが、メール一本やサイトへのアクセスで済んでしまいます。これだけでも行く手間が省けて早く帰れてしまいます。デジタル化をプラスに考えると今まで当たり前に行なっていたことが無駄だということがわかり、更には作業効率も向上し、働きやすくなります。しかし各製薬会社MRの方の中にはデジタル化を良しと思っていない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

「やっぱり医師には顔と顔を合わせて情報提供するべきだ!」というのはもう時代遅れです。医師や薬剤師も「働き方改革」が進みます。どうしても製薬会社のデジタル化にご納得頂けないのであれば、現実から目を背けるべきです。この業界では生き残っていけないでしょう。

製薬会社デジタル化の時代へ!今後10年MRで生き抜くためには? まとめ

医師や薬剤師との接待や頻回訪問などで何でも出来た時代に一斉を風靡した製薬会社MRの方は、なかなかデジタル化を受け入れることは出来ないと思います。しかし今後施行される「医療用医薬品の販売情報提供に関するガイドライン」や「働き方改革関連法」により、益々デジタル化へ移行すると想定されます。

 

リストラも進む製薬会社で業界の流れに変化出来ない方は確実に淘汰されていきます。給与水準も高く、福利厚生もまだまだ他業界に比べて充実している製薬会社で働き続けるためには、嫌でも変化に対応するべきです。

 

今まさに思考を変える時です!

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