医薬品卸MSから製薬会社MRの転職はどうなのか?

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私の転職体験記

新型コロナウイルスの感染拡大で7都府県には「緊急事態宣言」が発令され、医療機関への訪問が益々遠のく製薬会社MRは「感染源」となる可能性が高く、テレワークの出口も見えない状況となって参りました。

当ブログでも再三「このテレワーク期間をどのように過ごすか?」について「テレワークの有効活用」について述べて参りました。

【新型コロナ】MRの長引くテレワークで今するべきおすすめ事項をご紹介!
新型コロナウイルスの感染拡大でMRのテレワーク期間も長期化するかもしれません。こんな今だからこそ普段着手出来ない「英語」や「副業」「転職活動」をするべきです。今するべきおすすめ事項をご紹介致します。

 

テレワーク中の実行すべき事項の一つに「自分のキャリアの棚卸し」を取り上げてました。そこで私も実際に「自分のキャリアの棚卸し」をさせて頂きました。

 

プロフィールでもご紹介しておりますが、私のキャリアは医薬品卸MSからスタートし、その後内資系製薬会社MR→外資系製薬会社本社営業部門→外資系製薬会社MR→外資系製薬会社本社営業部門と合計4回の転職を致しました。

そこで「自分のキャリア棚卸し 第一弾」として「医薬品卸MSから内資系製薬会社MR」へ転職した時の心境や段取りを振り返りたいと思います。これから転職活動を行う方の参考になりましたら幸いです。

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医薬品卸MSとしてのキャリアスタート

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私の社会人人生のスタートは某地方にある地場の医薬品卸のMSでした。

 

なぜ医薬卸MSという仕事を選んだかというと、就職活動をしている時にただ漠然と「医薬品業界は安定している」「医薬品業界は不況の煽りを受けない」という考えからでした。

某地方にある地場卸での面接は当時としては非常に早くて、私は5月上旬にはすでに内定をもらっておりました。

 

他の業界もエントリーシートは出していたものの、某地場卸の内定をいち早くもらったので、当時超氷河期だったこともあり「就職活動はもういいや〜」と思って、某地場卸へ就職することを決めました。

 

入社してから2ヶ月半の間で医薬品業界の基本知識や社会人マナー、現場への実地研修がありました。実地研修では実際に先輩MSとクリニックや調剤薬局の営業回りを同行させて頂きました。

その時にすごく印象深いことがありまして、ある先輩はお昼時に「回転寿司」を奢ってくれたのですが、某大衆食堂で二日連続自腹・・・( ̄∇ ̄) 絶対にこんな先輩になるかと誓ったものです(笑)

 

回転寿司を奢ってもらった先輩はその後順調に出世して行きましたが、奢ってくれなかった先輩はその後、ずっと平社員のまま、MSを下ろされ、本社の窓際族に行ったのは言うまでもありません(笑)

そして某地方都市に配属になった私は、その時に初めて「MS」と「MR」の違いに気がついたのです( ̄∇ ̄)

製薬会社MRとの関わりの中でMRになりたい!と志す

新型コロナウイルスでの緊急事態宣言時でも医薬品卸は医薬品の安定供給を使命として、いつMS自身も感染するかわからないというリスクを追いながらも医療機関に訪問し、医薬品を届けております。

それは震災時も同様です。震災時や新型コロナウイルス緊急事態宣言発令時には製薬会社MRはひたすら自宅待機「テレワーク」するしかありません。

 

それに比べて医薬品卸MSは安定供給の使命を背負って仕事をしてます。今思うと医薬品卸MSの社会貢献度はすごいな、と思います。

 

しかし某地場卸でMSをしていた時には土曜日も得意先から携帯電話が鳴る事もしばしば、当時は日々薬の買い継ぎなどの「得意先のパシリ」のような仕事をしてました。

そんな中、製薬会社MRと一緒に仕事をすることになるわけですが、製薬会社MRの皆さんは男性はビシッとしたスーツ姿、女性は女子アナみたにキレイな方ばかり?で、見た目に憧れたのを記憶してます。

 

そしてMSとして一番屈辱的だったのは、毎回の接待の時(今は接待できません)、医薬品卸MSはいつもスポンサーに製薬会社MRを同席させていたのですが、もちろん支払いは常に製薬会社MR。毎回ササっと支払いをスマートに済ませる製薬会社MRの姿にジェラシーを感じていたのです。

得意先に製薬会社MRと同行して製品の話をする時にも、先生からの質問に対して臆することなく返答している製薬会社MRの姿に、徐々に憧れを抱くようになって行きます。

 

また当時新卒で医薬品卸MSだった私は、同世代の製薬会社MRと仲良くしてましたが、若いMRは口が軽い軽い・・ついつい給料や日当のことをベラベラ喋ってしまうことが多かったのです。

その時に医薬品卸MSと製薬会社MRで年収に雲泥の差があることが判明! ボーナスに至っては一桁違う事もありました。給料はこんなにも違うのに仕事量と言ったら、正直医薬品卸MSの方が100倍忙しいのが実情です(今でも変わりません)

 

製薬会社MRと医薬品卸MSの仕事に違いについては、記事にも書かせて頂きました。

MRとMSの違いを解説!同じ医薬品業界でも全然違う営業職!【就活生向き】
就活生にとって医薬品業界の営業職「MS」と「MR」の違いってよくわかりませんよね?両方を経験した私の経験から製薬会社「MR」と医薬品卸「MS」の違いについて解説して参ります!

なので、ここでは多くを語りませんが、製薬会社MRは自社製品のPRのみが仕事なのに対して、医薬品卸MSは取引メーカー100社以上の幅広い薬の知識の習得、医薬品の配達、得意先からのお金の回収、ユーザーへの経営提案(これはMRにも求められるかもしれませんが)など、仕事内容が多岐に渡ります。

 

医薬品卸MSの方が100倍忙しいのに、給料は断然製薬会社MRの方が高い?!これっておかしくない?!という漠然とした疑問を抱えながら仕事をしておりました。

「あ、あ・・いつか製薬会社MRになりたい・・」そんな夢を描きながら日々の業務に当たっておりました。今思うと、薄給ながらMSとしての業務は私にとって苦痛でもなく、むしろ社会人人生で初めての仕事であり当時は「これが当たり前」とすら思っておりました。

絶対製薬会社MRになってやる!と思った決定的な出来事が・・

そんな「製薬会社MR」への憧れを抱きつつまる4年が経過した時、某地場卸の研修がありました。その研修の内容は「自立した個人を醸成する」という内容。これで一気に転職の女神が舞い降りて来ちゃいました。

またそれ以外にもきっかけがあり、ある日会社近くの書店で得意先のお子さんの入学祝いの図書カードを購入(当時はまだOKでした)していると、隣の映画館から見たことのある製薬会社MRが・・・

 

MSの私「あれ?何してるんすか?」

某MR「映画見てたんだよ。ほら今日新作の上映開始日だから!」

MSの私「えっ?!映画見ていた?今14時ですけど・・??」

某MR「だって今日メンズデイじゃん♪ これからまた仕事するけどね。じゃあね〜」

 

と言って、駐車場へ消えて行きました・・あの時の堂々とした後ろ姿が今でも目に焼き付いて忘れられません( ̄∇ ̄) そうこの時に私は誓いました!「絶対にMRになってやる!」と(笑)

「ああ・・なんてMRって楽なんだ。MSみたく普段電話なりっぱなしじゃないし、朝も毎日決まった時間に会社行かなくて良いし、給料も高くて合コンでもモテそうだし・・」と今思えば、あの時映画館から出てきた某MRとの出会いがなければ、今のわたしはありませんので、大変感謝しております(笑)

「リクナビエージェント」に登録して、転職活動はコソコソと誰にも相談せず行った

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若気の至りで製薬会社MRへの転職活動を決心した私ですが、何人の方から転職活動のアドバイスを頂きました。

 

転職活動の際の鉄則として「どんなに信用できる人でも会社内の人には絶対に相談しては行けない」ということです。残念なことに会社の仲間もほとんどが「利害関係」です。

どんなに信用している人がいたとしても裏切る可能性は十分にあります。なので私は過去3日の転職では社外の信用できる人に相談を致しました。

 

そこで医薬卸MSの時に信用できる社外の転職経験者から教えてもらったのが当時「リクナビエイブリック」(今のリクルートエージェント&リクナビNEXT)でした。

リクナビエイブリックに履歴書や転職条件などを入力すると、すぐにエージェントから連絡があり、1時間ほど「どんな職種につきたいか?」「希望職種は?」などなど聴取されました。

私が医薬品卸MSから製薬会社MRに転職した10数年前は、まだ医薬品卸MSから製薬会社MRの求人はいくつか有りました。今はMSから直接製薬会社MRの転職はタブーとされておりますが、CEO(コントラクトMR)への道はまだ多少は残っております。

 

話が逸れましたが、実際にエージェントとの面接から、わずか1ヶ月で内資系製薬会社MRの内定をもらう事ができました。あの時のリクナビエイブリックの担当者の手際良さとレスポンスの速さに、今でも感謝しております。



転職活動を行うときはコソッと行いましょう、その理由についても解説した記事を書いてますので、ぜひ参考にしてください!

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地元を離れるという強い決断が必要

新卒で地場の某医薬品卸に就職した私は「この会社で一生骨を埋めるんだ!」という強い志で入社式に望んだことを今でも鮮明に覚えております。

地場の医薬品卸MSで勤めるということは、大好きな地元での仕事を続けられること、また異動があってもそんなに遠くには行かない、というメリットが有ります。

 

しかし製薬会社MRに転職するということは、大好きな地元を離れる可能性がかなり高まること、全国転勤を余儀なくさえるということです。

 

地場の医薬品卸MSで既婚者の方は、全国的転勤がある製薬会社MRへの転職に反対する方が多いと聞きます。ここが断念の分かれ目で、実際に「結婚する前に決断しておけば良かった」と思う方は少なく有りません。

しかし医薬品卸MSだと給料は平凡、製薬会社MRとの給料差は開くばかり。下手すると30歳で倍近くの差がつくことも有ります。決断は早めにさえると良いと思いますが、地元から離れる決断を下すことは容易では有りません。

 

実際に新卒で「一生この会社で頑張る!」と誓ったものの、その後4回の転職をし、全国津々浦々住んでみた私の感想はどこも「住めば都」です。住む土地それぞれに良いところや、新たな発見も有り、逆に「地元から出てみて良かった」と思っているほどです。

転職は決して給料だけでは有りません。その土地土着で自分を大きく成長させてくれます。人生一度っきり、一歩踏み出してみませんか?

医薬品卸MSから製薬会社MRの転職はどうなのか? まとめ

地場の医薬品卸MSから内資系製薬会社MRに転職して給料も上がり、初めて住む土地で新たな経験や発見をすることで世界観が大きく変わり、人としても大きく成長が実感出来ました。

給料が上がるだけではなく、一つの製品に注力して情報提供活動をすることに凄くやりがいを感じました。

 

しかしそのやりがいに関しては、正直4回転職を果たした今でも医薬品卸MSの方がやりがい度は高かったと実感しております。

 

今回の新型コロナや大震災時にはMRは無力です。MRは自宅待機以外にできることは有りませんが、MSは最前線で医薬品を安定供給しなければ行けません。いざという時にユーザーから感謝されるのは医薬品卸MSの方です。

それにやりがいを見出す方もいれば、給料にやりがいを求める方もいらっしゃいますので、一概に比較は出来ませんが、新型コロナウイルス感染拡大の今、製薬会社でも医薬品卸MSのようにユーザーのお役に立てる仕事がしたいな、と心から思っております。

 

次は2回目の転職、内資系製薬会社から外資系製薬会社本社営業系への転職について「キャリアの棚卸し」をして参ります。

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