スペシャリティ専任MRでもリストラの可能性が!

製薬会社 リストラ対策
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アメリカに本社を置く製薬会社「セルジーン」が同社主力品の乾癬治療薬の「オテズラ」を売却するとのニュースが流れました。

ブリストルが下落 セルジーンの「オテズラ」を売却でFTCと合意=米国株個別 - ニュース・コラム - Y!ファイナンス
 医薬品のブリストル・マイヤーズ・スクイブが商いを伴って下落。同社は同業のセルジーンを740億ドルで買収することで合意しているが、買収を実現するために反トラスト法を巡って米連邦取引委員会(FTC)と、...

事の発端は同じくアメリカに本社置く「ブリストルマイヤーズスクイブ」が2019年1月にセルジーンを買収する事を発表。ブリストルも乾癬治療薬を開発しており、これが反トラスト法に接触する懸念があるために売却が決定されたそうです。

問題は現在日本のセルジーン炎症免疫疾患事業部の専任MRが100人弱もいるという事。売却先はノバルティスファーマかヤンセンファーマという噂が有りますが、100名弱もいるMR部隊は早期退職(リストラ)の噂すら取り沙汰されてます。

 

このニュースを見て「スペシャリティ専任MRも今後は安泰ではない」と思ったのは私だけでは無いと思います。今は急に会社が丸ごと無くなってしまうかもしれない時代でもあります。オンコロジーやスペシャリティMRでも安泰では無いこれからの時代の対策を考えます。

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もはやスペシャリティMRでも安心していられない!

昨今の医薬品業界を取り巻く環境の変化で、一斉を風靡した高血圧や糖尿病などの生活習慣病を主体としたプライマリー領域を得意とする製薬会社は厳しい環境下に置かれております。新薬創出加算品から外された製品やジェネリックの国策化、そして最近は地域フォーミュラリーも進んできております。

そこで製薬会社各社はプライマリー領域からの脱却を目指して、希少疾病や抗がん剤を主体としたスペシャリティ領域への変換を図っております。その典型がノバルティスファーマです。高血圧治療薬「ディオバン」で一斉を風靡するも、データ改ざん問題で瞬く間にシェアを落としました。その後COPD治療薬「オンブレス」や「ウルティブロ」を発売するも、明治製菓ファルマへ販売流通を移管。最近では主力の糖尿病治療薬「エクア」や「エクメット」を大日本住友製薬へ販売流通を移管することが発表されました。

大日本住友 ノバルティスの2型糖尿病薬・エクアとエクメットでコ・プロ 11月からは販売も | ニュース | ミクスOnline

ノバルティスファーマは最近「キムリア」で話題が持ちきりですが、プライマリーから脱却し完全にスペシャリティ化してきてます。大規模なリストラを行ったことで有名な日本ベーリンガーインゲルハイムも同様に、プライマリー領域のMRからオンコロジー領域への社内異動がかなりあったと伺っております。

 

そして今回のセルジーンのように会社ごと、いつ買収されて、いつ事業部ごと丸々売却されるか分からない時代です。そしてしばらくは安泰と言われていた乾癬治療薬「オテズラ」がまさか事業部ごとに売却されるなんて、セルジーンの社員は思ってもいなかったと思います。

 

またスペシャリティMRのみなさまが常に不安なのが「1製品1領域にしか特化していないこと」だと言います。今回のセルジーンのようにいきなり早期退職(リストラ)が起きようものなら、「1製品1領域」の経験しかないと、他社に行った時に潰しが効きません。しかも今は製薬会社MR転職氷河期時代です。狭い領域の経験よりかは幅広い経験を持ったMRの方が確実に重宝されます。

転職サイト・エージェントに登録して今の自分の市場価値を知る!

もはや製薬会社MRの方で転職サイト・エージェントに登録していないという方はいらっしゃらないのではないでしょうか?それだけ製薬業界は先行き不透明な時代とも言えます。こんな時代だからこそ現在の自分の市場価値を知って、いざという時のために転職サイト・エージェントに登録する意義について再三当ブログでもご紹介させて頂いておりました。

製薬会社MRの方で「まだ転職サイト・エージェントに登録していない」という方は、まずは二、三社登録して、様々なエージェントから自分の市場価値を伺ってみてはいかがでしょうか?また転職サイトに登録することは、最大のリストラ対策にもなります。いざという時のために早めに動いておくことは非常に重要です。

 

下記はおすすめの転職サイトです↓それぞれ特色や強みを持っておりますので、複数社登録しましょう!

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激動の時代だからこそ様々な経験を積むことが必要!

これも当ブログで再三述べてきたことですが、もはや「スペシャリティの経験がある」「オンコロジーの経験がある」「大学病院・基幹病院の担当経験がある」だけでは今後製薬業界では生き残っていくことは難しくなるでしょう。MRの数は確実に減少するからです。今後益々早期退職(リストラ)も進むでしょう。

今後MRとして生き残っていきためには多種多様な経験が必要になります。そのためには今流行りのデジタルを極めるとか、MSLなどの社内連携を幅広く活用するなどのスキルも必要ですが、MR以外の職種も経験するもの今後は重要になってまいります。

 

変化の激しい現在の世の中で、同じ職種だけの経験しかないのは大変危険です。MRの経験しかないのは「変化に対応できない」と見なされる可能が高いのです。ですので出来るだけ早いうちに他部署を経験しておくことをおすすめ致します。多くの製薬会社では「異動希望届」がありますので、それを使って今のうちに他部署を経験しておくと良いでしょう。

 

実際に私はMS→MSをやったのちに本社の営業関連の部署を経験致しました。今はその経験が評価され、4回目の転職を果たすことが出来ました。もちろん会社からの決め手は「多種多様な経験をこの会社でぜひ生かしてほしい」ということでしたので、他部署での経験は転職にも大いに活きて参ります。

スペシャリティ専任MRでもリストラの可能性が! まとめ

これからは「スペシャリティ」や「オンコロジー」の経験があれば製薬会社MRとしては安泰!と思われておりましたが、今回のセルジーンの「オテズラ」売却のニュースを見て、「専門領域専門MR」の経験だけでは、安心ではないということを皆さまも実感されたのではないでしょうか。

 

今後業績好調の会社でもいつどの会社に買収されてしまうかわからない時代です。その時にセルジーンやシャイアーのMRのように突然早期退職(リストラ)宣告される可能性だってどの会社にも起こり得るご時世です。

 

いざという時に路頭に迷わないためにも、上記でご紹介した、転職サイトに登録する、社内の他部署への異動届を出すなど、今すぐにできる「リストラ対策」を今すぐに実行に移して、自分とご家族を守る行動をしましょう!

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