リストラ時代でも製薬会社MRは有給休暇が取得しやすい魅力的な職業!

製薬会社の内情
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元医薬品卸MSの私は、その後製薬会社を渡り歩いて4社目になりますが、医薬品卸MSから見ても製薬会社MRは「有給休暇が取得しやすい」職業だと常々実感致します。また他業種から見ても製薬会社MRは「長期間の有給休暇を取得しやすい」職業だということも痛感させられます。

 

現在の製薬業界はリストラ(早期退職)時代真っ只中と言っても過言ではありません。就労状況もさぞかし悪くなっているかと思われがちですが、製薬会社の多くは東証一部上場企業であり、かつ昨今の働き方改革の推進に、そして医療機関の訪問規制強化によって、就労環境はむしろ良くなっている感じが致します。

 

そこで「なぜ製薬会社MRは有給取得率が高いのか?」また「長期有給休暇を取得しやすいのか?」について、今後製薬会社MRを目指す就活生向きに書かせて頂きます!

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最近会社からの有給休暇取得の指示が凄い!

2019年4月に働き方改革関連法が施行されましたが、製薬会社各社ではそれ以前から、労務管理が厳しくなりました。有給休暇取得の催促はもちろん、講演会などで前日の勤務終了時間が遅くなった場合には次の日の出社時間を遅らせる、また残業が月50時間を超過しないように、などなど「MRは朝早くて夜遅い」というのはもはや過去の話です。

 

特に2019年4月から施行された働き方改革関連法では、従業員1,000人以上の企業に対して年5日以上の強制的な有給休暇取得となりましたので、今まで以上に「有給休暇取得」に関する指示が強くなっております。昔は有給休暇申請をすると上司から嫌な顔をされるということが日常茶飯事でしたが、今はそんなことをするとパワハラで訴えられる時代になりました。

特に製薬会社各社のほとんどが従業員1,000人以上の大手企業、かつ東証一部上場企業ですので、世間からもかなり厳しい目で見られております。昔に比べるとどの会社も有給に関してかなり寛大になったと言えます。現在ですと有給休暇取得率100%のMRもいるくらい、有給休暇が取得しやすくなりました。

年末年始・GW・お盆期間に長期間休みが取得できるワケとは?

そもそも製薬会社MRは有給休暇が取得しやすい職種でもあります。年末年始やGW、お盆期間やそれ以外でも1週間丸々休みというのは昔からの風習です。他の業種や医薬品卸MSから見ても考えられない休みの感覚だと思います。

 

ではなぜ製薬会社MRはこんなにも長い休みが取得できるのでしょうか?その理由の一つが「全国転勤」が基本だからです。全国転勤が故に地元でMRをしているという方はほぼ皆無です。ですので年末年始やGWなどの長期休暇の時でないと実家などに帰省できないというのが一つの理由です。

またそもそもが長期間休んでも仕事や実績になんら影響がでないというのも、MRが長期休暇が取りやすい理由になります。GWの合間やお盆機関でも外来を行なっている医療機関はありますので、一昔前までは、他のMRが長期休暇を取得している隙を狙って、仕事をしていたこともありましたが、医療機関の訪問規制が強化され、医師も働き方改革が推進されている昨今、長期休暇期間に仕事をするメリットがなくなってしまいました。出勤してもMRとしての仕事がない!というのが現在の長期休暇期間なのかもしれません。

MRという職業はやりがいはあっても、思った以上に医師や薬剤師から必要とされていない現実

製薬会社MRの仕事は非常にやりがいのある仕事です。医師や薬剤師に自社製品の特徴を伝え、どのような患者に自社の製品が適しているかを提案し、医師や薬剤師から「おたくの薬剤を使った患者さんが良くなったよ」と言われた時にはMR冥利に尽きるものです。

そんなやりがいがある製薬会社MRという営業職ですが、必ずしも全ての製薬会社MRがそのやりがいを感じている訳ではありません。それは会社の製品力が物を言います。昔は製品力が無くても接待や物品攻撃、そして処方懇願で売り上げが伸ばせましたが、接待の禁止やジェネリックの国策化が進む昨今では製品のエビデンスがなければ生き残れない時代となりました。

 

製品力のない薬剤は淘汰されていき、その製薬会社のMRはMRの存在意義すら感じなくなってきているのではないでしょうか? 私はMSからMRに転職した2社目の会社でそれをものすごく感じて、より製品力のある会社への転職を決意致しました。

転職はdoda

現在は医療機関の訪問規制も強化され、日々「MRって必要なのかな?」と自問自答しているMRの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか? そう感じたらもう『MRとしては終わり』です。現在MRの方はより製品力のある製薬会社へ転職してやりがいを見出すべきでしょうし、製薬会社への転職を目指す就活生の方も事前にその会社が製品力があるかどうかを見極める必要があります。

CAREER CARVER

話を元に戻しますが、やりがいはあっても長期間休んでも全く実績に影響が出ないというのもMRの特徴です。正直1ヶ月や2ヶ月いなくても処方に全く影響が出ないと言っても過言ではありません。現在はデジタルの進化が凄まじく、MRの基礎知識レベルの情報は全てインターネットで入手できてしまう時代です。昔ほど情報に欲してなく、接待もできなくなり、ボールペン1本すら提供できなくなった製薬会社MRを、医師や薬剤師は今ではそこまで頼りにしておりません。

それをさらに痛感する出来事がありました。過去に台風や地震、悪天候で会社からMRの活動を数日間制限されたことがありました。そんな時、MRとして何もできない無力さ、そして取得していたアポイントをキャンセルしてもなんら影響がありませんでした。患者さんにどんな状況でも医薬品を届けるという使命は医薬品卸が担っておりますので、MSほどMRは頼りにされていないというのが実情です。

 

なので製薬会社MRは、長期間休んでもなんら実績や仕事に影響がないのです。医師や薬剤師が求めるレベルで働けて、働き方改革の今の時代で朝もゆっくり、夜も早く帰れてしまうMRは、今の時代には即しているかもしれません。

 

ただしスペシャリティやオンコロジー製品を扱っている製薬会社のMRは、プライマリー医師や薬剤師から必要とされているケースが多いと感じます。それらの薬剤はブルーオーシャン(ライバルが少ない)領域の薬剤であることが多く、医師や薬剤師が情報に欲しているからです。製薬会社は製品力が全てで、これが仕事のやりがいに繋がります。休暇は取れてもやりがいがなければ仕事をしている気になりません。就職の際にはその会社の今現在と将来の製品力を見極めるようにしましょう。

 

※日本製薬工業協会HPから、製薬会社各社のパイプラインが確認できます!ここからその製薬会社の将来性を探ることができます!

会社一覧|開発中の新薬|日本製薬工業協会

リストラ時代でも製薬会社MRは有給休暇が取得しやすい魅力的な職業!まとめ

製薬業界は現在未曾有のリストラ(早期退職)時代に突入したと言っても過言ではありません。そんんな中、働き方改革関連法が施行され、MRの働き方も大きく変化致しました。以前のように医療機関の朝駆けや早朝の医薬品卸訪問というのも影を潜めました。朝はゆっくりと出勤できるようになり、医療機関の訪問規制の強化によって、夜も以前ほどに遅く帰宅することはなくなりました。

そして有給休暇も以前に増して取得しやすい環境になりました。年末年始・GW・お盆休み以外にも、長期休暇を取得して海外旅行を満喫しているMRも増えて参りました。しかしそのぬるま湯にどっぷり浸かっているといざリストラが開始された時には「リストラ候補」になってしまいます。

 

会社の福利厚生を十分に活かしながら、社会貢献すること、医師や薬剤師、そして患者のために役に立つ仕事をすることがMRとしての使命ですので、働きやすさだけに目が行きがちですが、そのことだけは忘れないで頂きたいと思います。

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