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【MR転職事情】2024年面接で聞かれることは?実際に面接を受けたMRからインタビュー!

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MR転職体験記

製薬業界の厳しさが一層増しております。2024年に入っても製薬会社のリストラは続き、GSK・サンファーマ・サノフィと外資系製薬会社が次々とリストラを発表致しました。

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GSK コマーシャル部門で早期退職者募集 サノフィやサンファーマも実施、国会で「製薬業界のリストラ」話題に丨医薬経済社

もはや製薬会社はオワコンなのか・・と疑心暗鬼になりがちですが、そんなことはありません。いくつかのパイプライン豊富な製薬会社やバイオベンチャーなどでは、市況が厳しい中でもMRを募集し続けております。

私の身の回りでもコロナ禍の今、MRとしてのやりがいを求めて新たな会社にキャリアアップを求めて面接を受けているMRの方がいらっしゃいます。

 

コロナ禍を経た今、従来のしがらみや人間関係の歴史、そして従来のMR手法が通用しない世の中となり、それはこれからも続いていくでしょう。

そこでコロナ禍を経た現在、製薬会社の中途採用面接では一体どのようなことを聞かれるのでしょうか?私の周辺で最近中途採用面接を受けた二人のMRから「最新の面接内容」を聴取致しましたので、ご紹介致します。

 

ぜひ先行き不安定な製薬業界でも積極的にキャリアアップにチャレンジする皆様のお役に立てれば幸いです。

従来の営業スタイルや人間関係が通用しない時代

コロナ禍以前の製薬会社MRの中途採用面接は、顧客とのやり取りの工夫のほかに、人間関係力が物を言う時代でした。

しかしコロナ禍を経て顧客とのリアル面談、そしてコンタクトが取りにくくなった今、従来のしがらみや人間関係・過去の歴史、そして従来の人海戦術によるMR営業手法は全く役に立たなくなりました。

 

そしてリアル面会ができるようになった今でも、コロナ禍のWeb面会やデジタルツールの活用が浸透して、コロナ以前のように医療関係者との面会は格段に少なくなりました。

 

そこでもう皆様お分かりかと思いますが、コロナ禍を経たMRのスキルとしての筆頭が「面談の工夫」それが「Web(リモート)やデジタルの活用方法」です。

なのでもし、これから中途採用面接を受けるのであれば「そこの会社に行っても使えるリモートやデジタルを駆使した面談や講演会の工夫スキル」を磨いておくと共に、これまでのスキルを棚卸しをしてみることです。

コロナ禍を経た面談の工夫やリモート・デジタルの駆使が肝となる

それでは私が聴取した「コロナ禍を経た中途採用面接内容」について、二人の現役MRから聴取した内容を下記に記載致します。ちなみにお二人とも別々の製薬会社の中途採用試験を受けて無事に合格した方です。

①自己紹介

②志望動機

③コロナ禍を経たMR活動の工夫

④リモート面談の工夫

⑤ハイブリッド(リモート&リアルの両方)講演会実施の工夫

⑥コロナ禍を経て苦労したこと

 

そうです。コロナ禍を経てMR活動に関する内容の工夫一色です。やはり今の時代求められるのはリモートやデジタルを駆使できて、それを組織へ波及する力があるかどうかです。

もはやコロナ禍以前の過去の栄光は効力がありません。過去の栄光を捨てることができ、コロナ禍以降にリモートやデジタルを使ってどのようにして顧客との関係性を維持できたか?どうやって売り上げを上げることができたのか?がどの製薬会社でも今すぐ欲しい人材なのです。

 

では「面談の工夫と言っても具体的にイメージできない・・」と言う方のために、簡単に解説して参ります。ただし面接では自分の言葉で説明できなければ深掘りされた時に返答することが出来ません。あくまでも自分ごとに置き換えてください。

①自己紹介

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どこの会社の面接でも自己紹介は大体2,3分です。自己紹介で無理くり「コロナ禍での体験」に置き換える必要はありません。過去の経緯など、ここではコロナ禍以前の話を思う存分にしましょう。

②志望動機

志望動機で絶対に口にしてはいけないのは前職でのネガティブな話です。わかりやすい例として「コロナ禍でプライマリーが必要ないと実感したから」「コロナ禍でやりがいを失ったから」などです。

面接で前向きにアピールする人でないと採用されません。あくまでも「御社の扱っている領域や社会貢献活動に共感した」などとし、前職でのネガティブな感情は極力避けるようにしましょう。

③コロナ禍を経たMR活動の工夫

コロナ禍で訪問規制が敷かれた中、MRの皆さんは大変なご苦労を経験されたかと思います。それでも黙って何もしないというMRはいなかったのではないでしょうか?

誰しもが「ご自身のMR活動の工夫」があるはずです。「自分はコロナ禍を経てこんなアプローチを試みて、こんな工夫をしてこんな成果が得られた」という事を棚卸ししてみましょう。

④コロナ禍を経たリモート面談の工夫

コロナ禍を経て完医師や薬剤師とのリアル面談が元に戻りつつも、リモートがすっかり浸透してしまいましたよね。

コロナ禍では、リモートに慣れていない顧客がいたり、そもそものアプローチ手段(顔も知らないしメルアドも知らない)を何も知らないという顧客もいたのではないでしょうか?

 

そのような顧客に対してリモート面談まで漕ぎ着けるのにどのような情報収集をどこの誰に対して行ったのか?他社MR?医薬品卸MS?ダメもとでお手紙を送ってみた、などのエピソードはどのMRでもお持ちかと思います。そこを一度棚卸ししてみましょう。

⑤コロナ禍を経たハイブリッド講演会(リアル・Web)実施の工夫

コロナ禍を経て講演会はリアルとWebのミックスであるハイブリッド講演会と完全に置き換わりました。今はどの製薬会社もWeb講演会が乱立している状況です。

そんな中でも他社のWeb講演会と比べて目を引くことが出来た、また役割者(演者・座長)の選定にこんな工夫をした、他社とは一味違った参加型のハイブリッド講演会を企画してこんな成果が得られた、などのエピソードを皆様お持ちのはずです。

 

自分自身が主幹となったハイブリッド講演会のプロセスを棚卸ししてみましょう。必ず他人には真似できないポイントがあるはずです。

⑥コロナ禍を経て苦労したこと

コロナ禍を経て「面談が元に戻らない」など、苦労した事は皆様山ほどあるはずです。特に今までリアル面談できた先にアプローチ出来なくなったのはどのMRも経験済のはずです。

そんな苦労話から実際にどのようにして突破口を見出したか?のエピソードを面接では話するようにしましょう。

先行き不透明な中、MRの求人が多い転職サイトは?

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コロナ禍で自社製品でのニーズのなさに気が付いて、そこから転職活動を始めようと決心したMRは少なくありません。

 

正直コロナ禍を経た今、どの転職サイトがMR求人が多いとは言えないのが現状ですが、その中でも多いと思われる、また私の周りのMRから多いと伺っている転職サイト三つを下記にご紹介致します。

●MR.BiZ

「MRの求人に特化した転職サイト」で有名なのが「MR.BiZ」です。

 

「MR.BiZ」は、MRや業界関係者の方ならどなたでも一度は目にしたことがある「AnswersNews」を手掛けている会社です。

 

MRからMRへの転職はもちろん、MRから本社他部門などへの転職求人もありますので、製薬業界内でのキャリアアップを目指している方にもおすすめの転職サイトです。

MR.BiZの無料登録はこちら

●JACリクルートメント

現在パイプラインが豊富なのが圧倒的に外資系製薬会社です。そんな中、常に外資系製薬会社MRの求人が豊富なのが「JACリクルートメント」です。

今後製薬会社で働き続けたのなら、絶対に外資系の方がパイプラインも豊富で息が長いと、私も実感しております。

 

また長いこと内資系にお勤めの方は「外資系はドライ」だと良く仰いますが、両方を経験した私から言わせると「会社が変わっただけでやっていることと雰囲気は同じ」です。

 

しかも2024年に入っても内資系外資系かかわらず厳しい状況ですので、どちらがドライなんてのはもう存在しないと思います。製薬業界で働き続けたいのなら、ぜひ登録しておきましょう。

JACリクルートメントの無料登録はこちら

また「JACリクルートメント」はMRから医療機器メーカーへの転職求人も豊富です。実際に私の知人も「JACリクルートメント」を介してMRから医療機器メーカーへの転職を果たし、やりがいに満ちた日々を過ごしております。

 

その転職体験談とコロナ禍でのやりがいの日々をインタビューしております。参考にして頂けますと幸いです↓

MRから医療機器への転職体験談!給料・やりがいをインタビュー!
最近MRやMSから医療機器メーカーへ転職される方が増えてきております。実際にMRから医療機器メーカーへ転職された方に給料や福利厚生、やりがいや研修内容などなど、ガッツリ聞いてみました。コロナ禍の今、これから医療機器メーカーへの転職を考えている方の参考になりましたら幸いです。

 

●名刺登録アプリ「Eight」

最近転職サイト以外に製薬業界での求人を目にする機会が増えてきたのが多くの方が利用している名刺登録アプリ「Eight」による転職求人です。

名刺管理で、営業のチャンスを広げる | Eight Team
中小企業向け名刺管理サービス”Eight Team”を利用し、組織の人脈を共有・活用することで、新規営業の開拓から既存顧客に対するナーチャリングが実現できます。

 

「Eight」は名刺の一元管理昨日だけではなく、企業名をクリックするとそこから求人情報が掲載されていることがあります。そこで思いがけない求人に出会えるかもしれません。

 

最近では外資系製薬会社を中心に求人情報が掲載されておりますので、気になる製薬会社名をクリックしてみてください。あとは名刺アプリのご自身のキャリアを事細かく入力するようにしましょう。

まとめ:転職したいのであればコロナ禍を経たリモート・デジタルを駆使したエピソードを語れるようにしておく

コロナ禍を経てMRの仕事環境は激変致しました。コロナ禍ですっかり浸透してしまったリモート面談やハイブリッド型講演会は、2024年4月から始まる医師の働き方改革もあり、益々浸透するでしょう。

しかし製薬会社各社はリモート・デジタルの活用については相変わらず四苦八苦しており、それらのスキルを持ち合わせたMRを喉から手が出るほど欲しがっております。

 

自社に将来性がなく、モチベーションを維持出来ない方は、将来転職することを考えてより一層リモートとデジタルのスキルを磨いておくべきです。

 

皆様の転職での面接が成功することを切に願っております。

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